2019年5月8日

愛おしさの塊、ベンガルの生態に迫る

野生の猫のような力強さに愛くるしい顔が合わさった魅力的な猫。

ベンガルを見て飼ってみたいと思う方もいるのではないでしょうか?

そこでベンガルの飼育を考えている方に、この猫の生態について詳しく知ってもらうため、項目別に記載していきます。

ベンガルの特徴

ベンガルの顔 ベンガルは短毛種で原産国はアメリカの猫です。

外見には、小顔で、大きい耳、アーモンド型の力強い目をしています。顔全体はキリっとした野性味のある外見をしています。被毛がヒョウ柄なこともあって、ベンガルは怖いと感じる方も多いようですが、そこが魅力的に感じられる一因でもあります。

体は筋肉質でスラっとしてるので、運動に向いています。

体重が平均で3~8㎏で、平均的な猫よりは少し大きく育ちます。

ベンガルの性格

ベンガルの性格は、甘えん坊であり、活発でもあります。

飼い主さんとのコミュニケーションが何よりも好きで、撫でられること、一緒に遊ぶこと、このどちらでも非常に喜んでくれます。

また、鳴くことが多く、犬の要求吠えのように何かを要求して鳴きます。無駄に鳴くことは稀です。

遊び好きで、高い所も簡単に上ってしまいますし、飼い主さんが構ってあげられない状況が続くと、運動不足解消のためかたくさん暴れまわります。


ベンガルの値段

平均的な価格は、10万円~40万円ほどと幅が広いです。

模様の種類、色、性別、年齢、血統など様々な要素によって価格が決定されるのがその理由です。

安いから悪い猫、高いからいい猫という風に一概では言えません。

ベンガルの寿命

ベンガルの平均寿命は14歳前後で、一般的な猫の平均寿命(15歳前後)より少し短命です。

猫の寿命は完全室内飼いの方が長い傾向にあるので、完全室内飼いをした方が長寿になる可能性は上がります。

ベンガルを飼うのに向いている人

よく鳴く猫なのでマンションなど集合住宅に住んでいる方や、一軒家でも猫の鳴き声に敏感な家族がいるお家で飼うのは難しいです。

逆にそういった点をクリアしている方であれば飼うのに向いた環境と言えます。

ベンガルは運動量が多く必要な種なので、一緒に遊んであげられる方、自分のことに集中してベンガルを放っておかない方が向いています。

また、他の猫よりも食事量が多いので、経済面でも余裕のある方が向いています。

ベンガルがかかりやすい病気

ベンガルは猫の中でも病気にかかりにくい種ですが、あえて挙げるならば、「ピルビン酸キナーゼ欠損症」があります。

この病気の症状には、軽い貧血、倦怠感、食欲不振があります。兆候を見つけた際はすぐに動物病院へ行きましょう。

まとめ

病気にも強く、様々な魅力がある猫だということが分かっていただけたと思います。

愛らしさと野性味のある猫をお探しの方には、非常にマッチした猫です。

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文:Qpet編集部
猫の病気やしつけ、猫との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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