2019年5月2日

子猫の乳離れと上手く行かない時の対処法

猫が生まれてから数週間ほど経過すると、他の子猫は自然と乳離れしてくれます。

その逆に、数ヶ月経っても乳離れしてくれない子猫もいるのです。今回は、猫を飼っている方もしくは飼う予定がある方に向けて、猫が乳離れしてくれない時の対処法について開設しています。

4週間目ぐらいが乳離れに最適

哺乳瓶を取り合う2匹の子猫 猫は、生まれて間もない時期は目がよく見えません。だいたい1週間から10日ぐらいで目が見え始めて、2週間ぐらい経過するとだいぶ目も開いてくるのです。

そして猫が乳離れするのに最適な時期は、4週間目あたりです。この頃にはだいぶ歯も生え揃ってきますから、乳離れには最適な時期と言われています。

乳離れしてくれない時の対処法

ですが子猫によっては、たまに乳離れしてくれない事もあるのです。歯が生えてきたのに乳離れしてくれないと、母猫の乳首が傷付いてしまう可能性もあるので、早めに乳離れさせる必要があります。

どうすれば子猫が乳離れしやすくなるかと言うと、例えば気を逸らしてみる方法があります。

子猫の興味を惹く玩具などを与えてみて、母猫から気を逸らしてみると良いでしょう。玩具で遊んであげたり、子猫をブラッシングしてあげると、だんだん乳に吸いつくのを忘れてくれる事があります。

それと乳に吸いつくのを物理的に防ぐ方法もあるのです。母猫に腹巻をつけて、乳首を隠してしまう方法もあります。子猫を母猫から強制的に離すのは、あまりおすすめできません。子猫は体温調節が上手くいかないので、腹巻きを付ける方が無難です。


離乳食で乳離れを促す

また子猫の歯が生えてきたら、離乳食も始める方が良いでしょう。

人間の赤ちゃんのように、まずはドロドロの離乳食から始めていきます。

そして歯の生え具合を観察しつつ、徐々に固めな食事に変えていくのです。たいていの子猫は、生後2週間ぐらいでカリカリのキャットフードも食べられるようになります。

まとめ

野良猫は、母猫が子猫を威嚇して乳離れを促してくれる事も多いですが、家猫はなかなかスムーズに乳離れが進まない事もあります。

状況によっては、飼い主が乳離れを手助けする事も必要です。上記で触れた玩具などを活用して、乳離れを促してみて下さい。

この記事が気に入ったら
Qpetに「いいね!」しよう

文:Qpet編集部
猫の病気やしつけ、猫との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


合わせて読みたい

PAGE TOP