2019年5月9日

猫に生肉ってどうなの?与える際の注意点とメリット&デメリット

猫に生肉をあげるのってどうなのでしょう。

聞いたことがあるけど、生肉なんて食べさせていいのだろうかと悩む方も多いのでは?

今回は、猫に生肉を与えるときの注意点やメリットとデメリットをご紹介しましょう。

猫に生肉あげるのはあり!?

猫がまな板の上の生肉に手をつける様子 まず猫に生肉を上げること自体は「あり」です。

猫は本来肉食動物であり、昔は野生の肉食動物と同じように生の肉を食べていました。

ですからむしろ生肉は猫にとっては消化にいい食べ物なのです。

飼い主さんによっては「猫の毛艶が良くなった」と好評なので、生肉を与えることはありなのです。

猫に生肉を与えるときの注意点

ただし猫に生肉を与えるときには注意点があります。まず安全なお肉を用意することです。

実は生肉には危険もあり、肉が古いと細菌が繁殖します。

また生の豚肉や鶏肉は寄生虫がいることもあり、それによっては生肉を食べた猫ちゃんが体を壊したり、酷い場合には命を落とす危険性があるのです。

ですから与えるときはできるだけ新鮮なお肉を、安全面を考えてできれば牛肉をお選びください。生肉なら何をあげてもいいわけではないので、気をつけましょう。


猫に生肉を与えるメリット&デメリット

猫に生肉を与えるメリットは消化がいいことです。

肉食動物の猫は昔から食べている生肉の方が加熱したお肉よりも消化しやすいのです。

加熱することによってお肉の栄養は減少してしまうので、猫には栄養たっぷりの生肉がおすすめです。新鮮な生肉なら、お腹を壊すことはないでしょう。

猫に生肉をあげるデメリットは細菌の大量発生や寄生虫です。

鶏肉や豚肉は新鮮さを失うと急激に細菌が増えていきます。

そしてそれを食べた猫は調子を崩してしまう可能性があるのです。

また猫にとって寄生虫は怖い存在。寄生虫の種類によっては嘔吐や下痢をくり返したり、酷い時には命を落とすこともあります。

生肉の選択や取扱いには気をつけないと、これが猫にとってのデメリットになってしまうのです。

まとめ

飼い猫に生肉を与えることは悪いことではありません。

取り扱いに間違えさえなければ、消化にいい生肉は大変おすすめなのです。

ただし、出費は増えますし、雑菌や寄生虫の取り扱いには注意です。

猫は人よりも胃酸が強く少しの雑菌ならしっかり菌を殺してくれます。

しかし大量発生すると体を壊す恐れがあるので、注意してあげましょう。

正しい取り扱い方で生肉を与えてあげてくださいね。

この記事が気に入ったら
Qpetに「いいね!」しよう

文:Qpet編集部
猫の病気やしつけ、猫との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


合わせて読みたい

PAGE TOP