2019年5月10日

猫が、嫌いな人にする鳴き方とは?

猫好きな人は、どんな猫にも構いたい、相手にしてもらいたいと思うものですよね。

道端や旅先で見かけた猫、お友達の家で飼われている猫、みんな可愛い、触りたい!でも猫には猫自身の気持ちがあります。

無理強いしてはかわいそうですよね。こんな声を出していたら・・そっと眺めるだけにしてあげましょう。

遠巻きに見つめて、うなり声

不機嫌像な表情の猫 あまり人間に構われたくないと思っている猫は、近寄ろうとしても一定の距離を保ち、たとえ逃げ出さないとしても、常にこちらの様子に注意して緊張した様子を見せます。

こちらを睨みながら、口を閉じたままで、聞こえるか聞こえないかのかすかな「ウーー」という声を出していませんか?「こっちに近づかないでくれ」のサインです。

それでも距離を縮めてしまうと、猫同士のケンカと同じ、威嚇のポーズを取り、「シャーー!!」と大きな声をあげてきます。猫にとってもストレスですから、そーっと離れて、遠くから見るだけに留めてあげましょう。

触らせてくれてるけど、緊張気味?

なでなでさせてくれているけど、リラックスしている訳ではない様子の猫。

本当に嬉しいときは、目をゆっくり瞬きながらゴロゴロという音が聞こえるはず。

でもなんとなく、耳が後ろを向いていたり、シッポを大きく振ったりして、「ちょっと嫌だけど、触らせてあげてるんだよ」という様子ではないでしょうか。

口を閉じたまま、喉の奥から低い唸り声が聞こえてきたら要注意です。あまり続けていると、「いい加減にして!」と猫パンチしてくるかもしれませんよ。そっと寄り添う程度にして、警戒が解けるのを静かに待ちましょう。


嬉しすぎてちょっと錯乱・・

足元にゴロゴロスリスリしてくる甘えん坊の猫の、背中をナデナデして、人間も猫も至福のひと時を過ごせることがありますね。

甘えた声でにゃーんにゃーんと喜びを表現されると、嬉しいものです。

でも時々、喜び過ぎてだんだん興奮してしまい、声が大きくなって威嚇のようになってしまうことがあります!足に抱きついて噛み付いてきたり、猫キックされることもあるので注意しましょう。

自分の意思で気高く振る舞うのが猫の大きな魅力です。「やめてほしい」というサインの声に気づいたら、無理強いせず、興味を示してくれるまでじっと我慢して、猫の気持ちを尊重する姿勢を見せましょう。

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文:Qpet編集部
猫の病気やしつけ、猫との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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