2019年5月9日

先住ねこと新入りねこの関係と、多頭飼いのポイントは?

多頭飼いで気になるポイントが、先住猫と新入り猫の関係です。

猫同士の相性があるものの、プライドが高い猫同士が合ってしまうと喧嘩からケガに繋がってしまうケースもあります。

猫は縄張りを持ちたがる習性があるため、猫の習性にも配慮する必要があります。

猫同士の相性に注意する

カーテンの側で喧嘩する2匹の猫 猫にはそれぞれ性格があり、気が強い猫がいれば気が弱い猫もいます。

気が強い猫同士は喧嘩になりやすく、気性が穏やかな猫であればトラブルも避けられるのがポイントです。

また、兄弟や姉妹で一緒に育った場合は喧嘩をしにくいなどの特徴もあります。

気性が荒い猫が先住猫であれば無理に猫を迎えないなど、工夫も必要です。

猫ごとのパーソナルスペースを用意する

猫にはそれぞれ居心地が良い範囲があり、余り狭い場所に密集して飼育しようとするとストレスをためやすくなります。

動くたびに他の猫に気を使って消耗してしまうケースもでてくるのです。

ある程度部屋の広さや出入りが自由であることが大切で、部屋が広くない場合は出入りを自由にできること、広い場合は距離を置いて落ち着けるスペースを作ってあげるなど工夫が必要です。

猫が活動するスペースの広さなどによって飼育できる上限はある程度決まってくるのです。


ある程度距離を置けるように配慮も

猫同士の相性とパーソナルスペースの問題とあわせて考えたいのが、猫同士が慣れるまでの時間です。

仲が良くなるまでに時間がかかる猫もいるため、基本は別の部屋で生活させ、少しずつなれて貰うといった工夫も必要になることがあるのです。

仮に喧嘩をしてもケガに繋がらないように見守る時間を作って慣らし、喧嘩しないことを確認してから共有で遊べるスペースを開放するなど段階を設けるとトラブルを減らせます。

コミュニケーションの時間も重要になる

多頭飼いで意外と見落としがちなのが、お互いの猫がどの程度コミュニケーションを好むかです。

特に先住猫と密接なコミュニケーションをとっている状態だと、新しい猫に構う時間が増えることでストレスがたまるケースがあります。

猫同士が仲良くなってくれればストレスも減りますが、そこまでには時間がかかることがあるため注意が必要です。

まとめ

猫の多頭飼いは注意すべきポイントが多く、相性や猫にかかるストレスを見落としてしまうとトラブルになります。

自分が飼育したいかどうかではなく猫の気持ちを考えることも大切なのです。

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文:Qpet編集部
猫の病気やしつけ、猫との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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