2018年4月30日

実際に飼わないと分からないリアル『犬あるある』4つ

SNSやテレビなどで可愛い犬を見て、自分も犬が飼いたくなる人も多いことでしょう。

しかし、見ているだけと実際に飼うのには大きな違いがあります。

飼ってみないとわからないこと、実感できないことも多いのです。

1.言うことを聞かない

遠くを見つめるコーギー テレビに出てくる犬は、飼い主の命令にピシッと従い、かっこいいです。

時には、飼い主の気持ちをわかって、寄り添ってくれています。

自分も愛犬と素敵な関係を築けたら…と思って飼い始めたのに、犬が全然言うことを聞いてくれないってこと、意外とあります。

テレビの犬はしつけがきちんとされているので、そのような関係になりたければ自分で犬をしつけなければいけません。

とはいえ、犬の飼い方本を読んでも犬それぞれ、その犬にあったしつけ方があるので、本のとおりにはいかないこともあります。

しかも、どれだけ頑張って自分がしつけをしても、甘やかす他の家族のせいで台無しになることも。

その反面、なんでいうこと聞いてくれないんだろうと落ち込んでいる飼い主を慰めてくれることもあり、怒っていたのも忘れてしまいます。

子育ては親育てと言いますが、犬のしつけも『飼い主育て』なのかもしれません。

2.抜け毛がすごい

こちらを見つめるフレブル 種類にもよりますが、犬の抜け毛は思いのほかスゴいです。

毎日ブラッシングして抜け毛を落としているはずなのに、気が付けば服に抜け毛。

犬が座っていたソファに抜け毛。

掃除機をかけても、コロコロをかけるとくっついてくる抜け毛…。

特に年に2回の生え変わり期には、束になって抜けます。

もう諦めて、掃除機とコロコロをかけまくるしか仕方ありません。

またブラッシングをしなければ、余計に抜け毛が落ちるだけなので、毎日ブラッシングもします。

犬とのスキンシップにもなるので、一石二鳥と思って毎日ブラシを動かすことを日課にすると良いでしょう。


3.お金がかかる

こちらを見つめるチワワ 犬を飼うのには、思っている以上にお金がかかります。

昔は犬を飼うのに必要なお金は、エサ代以外は毎年必須の登録料と狂犬病注射代くらいのものでした。

今も大きく変わりはありませんが、長く健康に生きて欲しければ、フィラリア予防(毎年の飲み薬 or 注射)、混合ワクチン注射(2種~11種)、ダニ予防(滴下 or 飲み薬)など、しておいた方がいいことがたくさんあります。

そして、できれば入っておきたいペット保険!

予防注射もペット保険も、その時はお金がもったいないと思うかもしれません。

しかし、実際に病気になって獣医にかかることになったら、それ以上にお金がかかります。

また、自宅で犬を洗ってやれなかったり、長毛種の犬の場合はトリミング費用も必要です。

4.遊びに行けない

ソファに寝そべる犬 犬に限らず、動物を飼っていると、家を空けにくくなります。

最近は犬と一緒に泊まれるお宿や、ペットホテルもあるので、以前よりは出かけやすくなったと言えるでしょう。

それでも、長時間の移動や慣れない場所に連れていくことを考えると、ためらってしまう方もいます。

犬のサイズや老犬という理由などで、預けるのが難しい場合もあります。

そうなると、一匹で留守番させておくことはできませんので、旅行よりも愛犬を選ぶ人もまだまだ多いのです。

まとめ

こちらを見つめるコーギー 『ペットロス』という言葉があるほど、愛犬を失ったときのショックは大きいです。

犬の寿命は人間より短いことは分かっていても、実際にその時になると悲しくて辛くて仕方ありません。

しかし、こんな悲しい思いをするなら飼わなければよかったという気持ち以上に『一緒に暮らした間の幸せ』が残っています。

犬を飼い始めたら、別れるときの悲しみよりも一緒にいた時の幸せの方が大きくなるよう、絆と思い出を作っていくしかありません。

犬を初めて飼って気づくのは、人間が考えている以上に犬にも気持ちがあることです。

可愛いだけでは、犬は飼えません。

犬の気持ちを考えて、愛情と責任をもって飼っていれば、いつのまにか犬はかけがえのない家族の一員になっています。

この記事が気に入ったら
Qpetに「いいね!」しよう

文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


合わせて読みたい


  • もしもマガジン Qpet協力ドクターの紹介
  • PAGE TOP