2018年3月14日

猫も犬のように散歩が必要?メリットデメリットや注意点について

飼い猫達も、最近は家の中だけで暮らすことが増えてきました。

特に都心部ではその傾向が強いようです。

もともと飼い猫たちは気ままに自分で外を散歩することが多かったのですが、車の交通量も増えた現在では交通事故などの危険が潜んでいるので家の中だけで飼育することが望ましいという風潮になっているのがその理由です。

本来なら飼い猫でも家と外を自由に出入りしていたのでストレス発散や肥満予防などが自然にできていたのですが家猫となるとそうはいきません。

ここでは飼い猫のお散歩について考えてみました。

愛猫とお散歩

顔を近づける犬と猫 最近は家猫でも首輪や胴輪をつけて飼い主さんと一緒に散歩をしているのを多く見かけるようになってきました。

ちょっと前までは、猫にお散歩をさせるなんて可哀想という意見もちらほらあったのですが、最近では猫の散歩について理解を示している人も増えてきたようです。

そうは言っても猫の散歩は、やはり珍しいものです。

散歩をさせるのは基本的に犬が圧倒的ですから実際に胴綱をつけてお散歩をさせていると目立つことには変わりないでしょう。

ですが道ゆく人たちからは愛猫の可愛らしい散歩姿に、声がかかってくることもあるでしょうから飼い主さんとしては誇らしいですね。

飼い猫にお散歩をさせるメリットとは?

こちらを見つめる猫 猫にお散歩をさせるメリットは色々あります。

例えば家猫は家の中だけで暮らしているので、とかく運動不足になりがちです。

鳥たちや虫などを追いかけ回せる屋外とは違い、家の中はどちらかというと猫達にとっては退屈な場所です。

そのため食べることだけが楽しみという家猫が大多数を占めるのが現実なのです。

そうなると運動せずに食べるばかりですからどんどん肥満猫になっていきます。

猫がいったん肥満になるとダイエットさせることは非常に難しいものです。

しかも肥満の状態を続けているといずれは糖尿病や尿路系の病気になりやすいという問題が出てきます。

お散歩をさせることにより、適度な運動効果がありダイエット効果も期待できますし、足腰を鍛えることもできるので健康効果が高まり、またストレス発散効果もあるので散歩のメリットは計り知れません。


飼い猫にお散歩をさせるデメリットとは?

柵の上を歩く猫 お散歩をさせるデメリットは、屋外の草むらなどには、ノミやダニなどが潜んでいる場合があります。

猫はどうしてもこうした草の茂みなどを好んで歩く習性がありますから体にダニなどがついてしまうことがあります。

またその他の感染病のウイルスに感染してしまう可能性も出てくるのがデメリットだと言えるでしょう。

しかしこれらは全てダニやノミの駆除剤を動物病院から処方してもらうことで十分対処することが可能です。

また感染症に関しても予防接種を定期的に行うことで予防可能ですのであまり神経質に考えることはありません。

飼い猫を散歩させる時の注意点

リードを付けて散歩する猫 猫をお散歩させる時の注意点は、まず猫の体のサイズにぴったり合った胴綱や首輪を選ぶようにしましょう。

そうすることで脱出防止になります。外出先では鳥や虫などの獲物を見つけると猫は思わぬ力でダッシュすることがあります。

その際にサイズが合っていない胴輪などですと猫はスルリと抜けてしまうことがあるので注意しましょう。

また散歩中野犬でも猫をみると襲いかかってくることもあるので、周囲の状況にしっかり注意を払いながら散歩をさせるようにするべきですね。

また帰宅後にはしっかり体を濡れタオルで拭いてあげましょう。特に足の裏は丹念に拭いてあげることを忘れないようにしてください。

まとめ

いかがでしたか?家猫も家の中だけの退屈な生活よりも楽しいことがいっぱいの屋外の散歩もきっと気に入ってくれるはずです。

最初は慣れないので臆病な感じになってしまうかもしれませんが、無理をさせずに少しずつ近いところから散歩をさせて次第に範囲を広げればどんどん慣れて、次第に自分から散歩へ行こうと誘ってくることが増えるはずです。

愛猫の健康のためにお散歩習慣を始めてみてはいかがでしょうか。

この記事が気に入ったら
Qpetに「いいね!」しよう

文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


合わせて読みたい

PAGE TOP