2018年6月24日

ペット可の「一戸建て賃貸」のマナー違反4つ

今回はペット可とされている一戸建て賃貸でのマナー違反について説明させていただきたいと思います。

愛犬を愛するあまり、つい見落としがちになっているマナー違反。

それを知らず知らずの内にしてしまっている場合があります。

以下の記事をご覧いただき、今一度マナーについて考えてみましょう。

周囲に迷惑な犬の糞尿のマナー違反

布団から顔を出す2匹の犬 まず犬の糞尿の臭いは近隣トラブルの原因になります。

飼い主は可愛い愛犬の糞尿ですから、大して気にならないかもしれませんが、近隣の方々の意見は違います。

例えば、特に暑い夏、窓際に犬用のトイレを置くなどすると、近隣には異臭が漂ってます。

寒い冬だって風向きによっては当然臭います。臭いに敏感な方もいます。

トイレの置き場には注意が必要ですし、庭で元気に遊ばせるのは非常に良いことですが、糞尿を辺りに自由奔放にさせるのも同様に異臭トラブルの原因となり躾は非常に大切です。

また、犬の排泄物を置いたままにするのも見た目もよくないですよね。

それゆえトイレは人目につく場所も避けるべきですし、庭に散らかっている糞は片付けましょう。

そして、臭いや見た目だけでなく不衛生でもありますよね。

更にいうと、繊細な犬は落ち着いてリラックスできる場所にトイレがある方が好むので窓際はその意味でも適さない場所ともいえます。

安全面や衛生面、人目も考えてトイレは室内の隅または、人用トイレの近くがよいでしょう。

抜け毛を放置するマナー違反

部屋でくつろぐラブラドール 実は長い毛の犬でなくとも、ブラシがけにより毛が辺りに飛び散ります。

例えば隣の家の庭に洗濯物が干されている場合、外での犬のブラシがけにより風に乗って毛が飛んでいきますよね。

すると、勿論隣の方は迷惑だと感じます。風の強い日なら、隣の家だけにはとどまりません。

洗濯物だけの被害ではなく、窓を開けている家にも毛が入っていく場合だってあります。

いくらペット可の物件であってもペットと暮らす以上は近隣迷惑にならないように、最低限のマナーとして毛の処理には注意を払いましょう。

誰しもが犬好きとは限りませんし、犬好きであっても他人の家から舞い込んだ犬の毛が心地よいと感じる方はいないでしょう。


犬の放し飼いによるマナー違反

一点を見つめるシーズー 世の中、全ての人間が犬が好きなわけではありません。

例えば配達員や来客、または通りかかる近隣の方たち。言わないだけで犬が嫌いな方からすれば、いくら柵越しでも犬の存在は恐怖でしかありません。

それが大きな犬なら尚更ですよね。その気持ちも理解しなくてはなりません。

忙しかったり幼い子供がいて手が離せないと、犬の散歩ができないのもわかります。

結果的に庭で放し飼い状態にする方も少なくありません。

しかし、それにより近隣住民の方が少なからず迷惑を被る場合があることも今一度考えてみましょう。

また、放し飼い状態で放置されてる犬はストレスが溜まっていることも多く、通りかかる人全てに対して今にも噛みつきそうな勢いで柵越しに吠えてる様子も見られることがあります。

その犬の気持ち、近隣の方々の気持ち、それを考えてみるのも飼い主の努めといえましょう。

犬の吠え声によるマナー違反

部屋でくつろぐハスキー 犬は沢山眠る動物ですが、何か気になることがあれば目覚めて深夜や早朝でも吠えますよね。

それは家族だけにとどまらず近隣の方々にも迷惑になります。

自宅で仕事をされてる方には集中力の妨げになりますし、睡眠を邪魔してしまう原因にもなります。

よくあるのは、飼い主の留守中に長時間吠え続ける状態です。

これは近隣の方々も、飼い主が留守なので手の打ちようがなく困ってしまうでしょう。

飼い主が長時間自宅を離れる際には、安全面からも考えて室内に犬を入れておくようにしましょう。

また寝る前にも愛犬を室内に入れて、朝方に吠えて近隣の迷惑にならないように工夫するのも大事なマナーの一つとなります。

まとめ

このように愛犬に溺愛しすぎて、つい近隣への迷惑やマナーが頭から抜け落ちてしまっていたという方は非常に多いものです。

世の中の全ての人が犬が好きなわけではないということ、そして自分が愛犬を愛しているのと同じ感覚で他人が愛犬に接してくれるわけではないというのを良く理解しておく必要がありますね。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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