2018年5月11日

犬が早朝に吠える4つの理由

犬は飼い主に何かを伝える事を目的として吠えている事があります。

早朝に吠える事はご近所の迷惑や、飼い主の寝不足に繋がって悩む飼い主は少なくありません。

ここでは、犬が早朝に吠える理由とその対処法についてご紹介します。

散歩に行きたくて吠える

犬が吠えている様子 犬は散歩が大好きなので、早く散歩に行きたくて吠えている場合があります。

しかし、うるさいからと散歩に連れて行くと「吠えれば散歩に連れて行ってもらえる」と学習してしまい、早朝に吠える事が多くなる、吠える時間が早くなるといったことがあります。

また、散歩中にトイレを済ませてしまう癖が付いている犬は、トイレがしたくて朝早く目が覚めてしまう場合があります。

その為、夜の散歩の時間を遅くずらす、夜の散歩はたっぷりと時間をかけるなどの工夫が必要です。

犬が心地よく疲れて、ぐっすりと眠ることで目覚めの時間も遅くなるようにしましょう。

寂しいから吠える

二匹の犬が吠えている様子 犬は寂しさから早朝に吠えることがあります。

そのため、あなたの犬は、目が覚めて、飼い主であるあなたの姿が見えないから不安になって吠えているのかもしれません。

対処法として、寝室にサークルを持ってきて、犬の見える範囲で眠る方法があります。

しかし、寂しさから早朝に吠える犬は「分離不安」の傾向がある犬だと言えます。

分離不安の犬には、普段からあまり構いすぎないように注意する必要があります。

そのため、根気よく分離不安を解消しないと根本的な解決にはなりません。


外の音が気になって吠える

門に身を乗り出して吠えている様子 犬は人間の4倍ほど遠方の音を感知するといわれています。

さらにエンゲルマン博士の実験によると、人間の16倍も敏感であるという結果が報告されています。

外飼いの犬が早朝吠えする原因の一つに、外の音が気になるといったものがあります。

早朝のジョギングや、新聞配達のバイクの音などが主な原因になります。

しかし、原因を無くすことはできませんので、夜寝るときに犬を玄関に入れてあげるなどの対処が必要です。

お腹が空いて吠える

犬が餌の前で吠えている様子 お腹が空いて、「早く朝ご飯をちょうだい」と吠えている場合があります。

散歩の場合と同様に、うるさいからと餌を与えると「吠えれば、何かもらえる」と学習して、吠える事が多くなる、吠える時間が早くなるといった事があります。

成長期の犬なら、ご飯の量が足りていない場合も考えられます。

餌の量を増やしてあげるとか、成犬であれば、何日かかけてご飯の時間を少しずつずらして、リズムを変えてあげることで、解決できます。

しかし、餌の量を増やす場合や、ごはんの時間をずらす場合も、犬が早朝吠えをした直後などには与えないように注意しましょう。

まとめ

犬が遠吠えをしている様子 犬の早朝吠えの理由や対処法について4つご紹介しました。

このうちのどれかひとつだけが原因ではなく、複数の原因が重なっている場合もあるので、吠えている理由を観察するようにしましょう。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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