2017年11月2日

犬が泣くのは悲しいとき?涙が出る理由と病気の関係性1/2

冬の寒い時期や空気が乾燥する時期になると、特に犬が涙を流すようになります。

人は感情によって涙を流しますが、犬が涙を流す理由は人と異なります。

犬が涙を流す理由や、対処方法についてご紹介しますのでご参考ください。

犬の感情について

涙を流している犬が遠くを見つめている様子 神経科学者が、MRIで確認したところ犬にも人間が感情と呼んでいるものが犬にも存在するという事が分かっています。

実際に愛犬と生活されている飼い主は、犬にも人と同じく感情がある事を身をもって体感されているかと思います。

しかし、犬は「悲しい」といった感情が表面的にみられることはあまりないと言われているのです。
犬が強く反応する感情は以下のようなものが挙げられています。

・好き
・嬉しい
・喜び
・怒り
・恐怖
・不安
・服従
・寂しい

この事から犬は、悲しさから涙を流さない事が分かります。

犬の感情察知

犬がこちらを観察するように眺めている様子 しかし、自分が落ち込んでいる際に愛犬がそっと寄り添うように傍に来たことがある、という人も居るのではないでしょうか。

犬には人間で言う同情に近い行動を示すことや、洞察力がある事が判明しています。

犬は人間を観察している

学術誌『Animal Behaviour』8月号に発表された論文。

これによると、以下のようなことが解説されています。

①飼い主と54匹の犬を「協力者」「非協力者」「コントロール」の3グループに分けます。

②「協力者」のグループになった飼い主は、コンテナからテープを取り出すのに苦労する様子を犬に見せます。

③飼い主は、飼い主以外でその場に存在している2人のうち、1人に協力するように要請します。

④協力者グループの飼い主に協力を要請された1人は、コンテナを抑える事で手伝います。

⑤その場に居るもう1人の「中立者」は、協力に参加せずに部屋に座っています。

この実験の結果、協力者グループの犬は飼い主以外の「協力者」と「中立者」への反応に差を示しませんでした。

⑤「非協力者」のグループになった飼い主は、同様にコンテナからテープを取り出すのに苦労する様子を犬に見せます。

⑥飼い主は、飼い主以外でその場に存在している2人のうち、1人に協力するように要請します。

⑦非協力者グループの飼い主に協力を要請された1人は、協力しません。

⑧その場に居るもう1人の「中立者」は、協力に参加せずに部屋に座っています。

この実験の結果、非協力者グループの犬は飼い主以外の「中立者」を好み、「非協力者」を嫌いました。

この事から、犬が人間の事を観察している事が分かりました。

犬が同情的な行動を示す理由としては諸説ありますが、飼い主の汗にストレスを感じている物質などが含まれている場合に、普段との匂いの違いを察知する説などがあります。

また、飼い主が緊張状態である場合などには、犬にも同様に緊張状態が伝わることで警戒体勢に入ることがあります。
>涙を流す理由と気を付けたい病気は?

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。
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