2018年2月13日

犬の散歩でやってはいけないマナー違反4選

犬の散歩は、犬と共に過ごす貴重で楽しい時間のひとつです。

犬との時間を楽しむあまり、つい周りへの配慮を忘れてしまうことがあります。

今回は、散歩中に忘れがちな注意すべき点4つ挙げ、詳しく説明していきたいと思います。

マナーを守れる飼い主と犬は見ていて気持ちがいいもので、自分もそうでありたいですよね。

リードの長さと劣化した首輪、緩い首輪に注意する

リードをひっぱる犬 犬と散歩する時のリードの長さは、短すぎても長すぎてもいけません。

そして散歩中、特に人が大勢いる場所などでは当然ながら手を離してはいけません。

そのため、散歩する飼い主は愛犬のリードをしっかりと握れる人がすべきだといえます。

犬はパニックになると強い力で走り出す場合があるので、その時に瞬時に対応できる力が必要です。

特に大型犬の場合は、大人でもリードを離してしまいそうになる程の力で瞬間的に引っ張る時があるので注意しましょう。

長さを好きなように調整出来るリードもありますが、長すぎると犬の急な飛び出しの際には制御が効かず危険です。

そして首輪をつけて散歩する方も注意が必要です。

あまり強く締めても可愛そうだと思い指1本が入る隙間を作りますが、突発的な強い力で、緩すぎる首輪が抜ける場合がありますし、劣化した首輪が切れてしまうこともあります。

もしそのまま道路に飛び出したら大事故に繋がります。

犬が大怪我をしたり、最悪は死に至る可能性だけでなく、車まで巻き込んで車同士の事故を引き起こすことにもなりかねません。

リードは離さない、首輪の隙間、劣化に注意することを徹底しましょう。

愛犬の排泄物を放置しない

散歩するフレブル 散歩は、犬の排泄の時間でもあると考えている飼い主は多いのではないでしょうか。

しかしながら、本来であれば排泄は家を出る前に済ませるべきことです。

散歩中の犬の排泄については、きちんと排泄物は持ち帰ることを徹底するようにしましょう。

尿をしてしまった場合には、水をかけて流すなどの配慮が必要です。

臭いの原因にもなりますし、犬は排泄した場所を覚えますので、愛犬の尿の臭いの痕跡を消す必要があります。

たとえば、他人の家の壁ならマナー違反極まりない行為となりますから、癖づけないように躾ましょう。

便は散歩用のトイレグッズもありますし、身近なものを使用するなら新聞紙や厚めのキッチンペーパーが便利ですので利用しましょう。

臭いを閉じ込めて周りに迷惑をかけないために、ビニール袋も常備しておきましょう。


拾い食いやゴミ袋を漁らせない

犬に拾い食いをさせるのはやめましょう。犬が腹を壊す可能性があるだけでなく、ゴミ漁りに近いことをすれば、辺りが散らかりますから迷惑がかかります。

少し目を離した隙に公園などのゴミ置き場を漁るなどの行動をする場合があるので、それは『ダメなこと』として覚えさせましょう。

拾い食いの危険性としては、食べ物が痛んでいたり、犬にとって有毒である可能性もあるからです。

他人への飛び付きや攻撃的な態度

散歩する3匹の犬 周りの人全てが犬好きだとは限りません。

長いリードで犬が自由奔放に動ける状況では周囲に迷惑がかかる場合があります。

犬が嫌いな人は、非常に怖い思いをすることにもなります。

それだけではありません、赤ちゃんに突如飛び付いて怪我をさせる場合もあります。

また、攻撃的な態度や激しく吠えるなどといった犬の行動も周囲には恐怖を与えます。

無駄吠えや飛び付きは正しい躾が必要となります。

まとめ

散歩中の犬 このように、マナーに配慮していない犬の散歩は、周囲に恐怖を与えていたり、迷惑をかけている場合もあるということはお分かりいただけたかと思います。

かわいい愛犬も犬嫌いの人からすれば違う視点で見えているかもしれません。

犬の散歩をする際には、周囲への配慮やマナーについて改めて考えてみてくださいね。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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