2018年8月21日

里親さんに聞く!保護犬や保護猫あるある5つ

「犬や猫を迎える」と聞くとブリーダーやペットショップを連想しますが、最近では保護犬・保護猫の里親になるという選択肢も定着してきています。

里親となった飼い主さんだからこそ共感できる「あるある」の声をまとめてみました。

歯の状態から年齢が分かることに驚く

チワワの歯 保護された犬や猫はいつどこで生まれたかも分かりませんし、犬や猫をはじめ動物は見た目では年齢の予想がむずかしいですよね。

実は、歯や歯茎の状態から年齢を割り出せることをご存知でしょうか。

獣医さんに診てもらうと、歯の汚れ具合や磨り減り具合、歯周病の進行具合から年齢を予想することができるのです。

獣医さんや保護団体の方にとっては身近な知識ですが、これをはじめて知った時は驚く方がおおいようです。

出会った日は誕生日と同じくらい大事

こちらを向いて座っているチワワ 歯の状態でおおよその年齢はわかるわけですが、マイクロチップなどがはいっていないかぎり正確な誕生日を知ることはできません。

ですから里親さんと出会った日は誕生日て同じくらい、保護犬や保護猫にとっては大切な記念日となるのです。

出会った日をお誕生日パーティーのような感覚でお祝いをするという里親さんも多いそうですよ。


子犬の頃を想像する日もある

犬用ベッドで眠るチワワ 子犬の段階で保護されるケースもありますが、ほとんどの場合は既に大きくなった犬や猫ばかりです。

子犬を見かけたりすると、里親さんは自分が引き取った子犬の頃を想像する日もあるといいます。

もちろん子犬時代を知らないことが悲しいというわけではないのですが、自分にとって大切なペットが昔どんな感じただったかは気になりますよね。

友人や恋人の昔の卒業アルバムを見たいと思うのと同じように、そっと穏やかに想いを馳せるわけです。

新生活は、闘病や介護からスタートすることもある

犬用ベッドで眠るチワワ 里親さんが引き取った段階で、既に犬や猫が病気になっていたり高齢だったりすることから大変なこともあります。

最近では親兄弟の既往歴からペットの健康状態を予測することもできますが、出自がわからない保護犬・保護猫の場合は不可能です。

とはいえずっと元気な子もいれば、お迎えする時点で何らかの疾患を抱えている場合もあります。

里親さんのなかには疾患は合意の上でひきとり、闘病からスタートという方もいます。

「これからは、もっと良い生活をさせてあげたい」

このように願う方が多いからこそ、最初こそ疾患を抱えていても健康に長生きする保護犬・保護猫が多いのです。

他の保護犬・保護猫も気にかけるようになる

里親になった時点で「まだまだ里親募集はたくさんある」ことを知っているからこそ、他の犬や猫を気にかけてしまうというのも里親さんあるあるです。

そのため、保護犬・保護猫の存在を積極的に発信してくれる存在でもあります。

柵越しに手をあわせているビーグル犬と女性 何らかの事情で飼い主さんから手放されてしまった保護犬や保護猫。

少しでも多くの保護犬や保護猫が、良い里親さんに引き取ってもらえることを願うばかりです。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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