2017年6月29日

チワワの毛色・被毛の種類(スムースコート・ロングコート)

ブームをきっかけに今日まで根強い人気をキープしているチワワ。その人気に比例して、街中で遭遇することも多いと思います。

チワワを見ていると「なんだかどの子も個性があるな」と感じませんか。 二種類の被毛の違いに加えて、豊富な毛色が組み合わさることで、同じチワワでも印象が異なります。

今回はチワワの魅力のひとつとして、毛色や被毛についてお話します。

まずはチワワの“被毛の種類”について!

チワワの被毛は「ロングコート」「スムースコート」の二種類です。どちらのタイプであったとしても、換毛期は同じく年に2度訪れます。

スムースコート

寝ているチワワ 原産国であるメキシコからアメリカに渡った時のチワワはスムースコートだったと言われています。

密集している短い被毛の手触りは柔らかく、なめらかな光沢がみられます。チワワの特徴であるアップルヘッド、華奢な体つきなどが際立つ被毛だと言えます。

スムースコートチワワをお迎えした飼い主さんの声

"散歩中のわん太くん(スムースコートチワワ)

わん太くん
スムースコートチワワです。オスワリ、マテは完璧です。特技はバッグに自ら入る事

ロングコート

名前の通り、長い被毛を指します。スムースコートのチワワにパピヨンなどを交配することで誕生したため、耳やしっぽには豪華な飾り毛が見られます。飾り毛や全体の被毛は年齢に合わせて立派なボリュームになっていきます。

なので、成犬になってから耳やしっぽの毛を一気に短くカットすると、突然子犬に戻ったかのように錯覚します。これは長毛ならではの楽しみです。

ロングコートチワワをお迎えした飼い主さんの声

床にフセしているミロくん(ロングコートチワワ)

ミロくん
小さい頃からチワワに憧れがあって、社会人になってお金貯めて、やっとお迎えできました。めちゃくちゃ可愛いくて、わんぱくです。すごく癒してくれます。オスなのでトイレトレーニングが少し大変です。飼い始めた当初は、お世話になれてなくて大変でしたが、今では本当にチワワをおうちにお迎えして本当によかったと感じています。

チワワの毛色(カラー)はとても豊富!

公園で遊ぶ三匹のチワワ 基本的に、犬の毛色は犬種ごとにJKC(ジャパンケンネルクラブ)で「スタンダード」として認定されているものがあります。チワワはスタンダードとされる毛色が非常に多い犬種で、さまざまなカラーのチワワに出会えるのはそのためです。

ここでは特に人気な毛色をピックアップして紹介します。

単色カラー

花の中で座っているチワワ
名前の通り、一色で構成された毛色です。

・レッド

赤みがかった茶色で、光沢がキレイに見える毛色です。

・ブラック

黒も光沢が映える毛色です。ホワイトが入る場合もあり、ホワイトの分量によってはブラック&ホワイトに分類されます。

・クリーム

とても明るい茶色で、優しい印象のカラーです。

・ホワイト

チワワの大きい目や、鼻の黒がとてもよく映える毛色です。

・チョコ

暗く赤みのある茶色で、色のトーンは低いですが柔らかい印象のある毛色です。

・フォーン

金色がかった茶色、薄めの茶色です。幼少期は暗めの差し毛がはいっており、成長に合わせてそれが薄くなっていきます。

・ゴールド

金色がかったブラウンで、成長とともに色が薄くなりさらに綺麗になる毛色です。

・ブルー

青みがかったグレーを指し、瞳の色も青みが出てきます。人気ですが、あまり頭数はおらず珍しい毛色です。

・セーブル

フォーンに近いブラウンに黒い毛が混じっています。

パーティカラー

屋外でフセしているチワワの子犬 ベースカラーに対してもうひとつの単色が混ざっている毛色です。

・レッド&ホワイト
・フォーン&ホワイト
・クリーム&ホワイト

トライカラー

砂浜を歩くチワワの子犬 単色カラーが三つ以上はいっているものをトライカラーと呼びますが、トライカラーは他の毛色に比べて頭数が少ない傾向にあります。タンとは麻呂眉のような柄で、たまに成長とともにタンがなくなる個体もいます。

・ブラック&タン&ホワイト
・チョコレート&タン&ホワイト


まとめ

チワワを抱えている女性 チワワの毛色は非常に多く、今回挙げたもの以外にもたくさんあります。「この毛色の子が気になる」と思っても特定した毛色に出会うことは難しいかもしれません。

しかし、既にチワワを迎えている方の声のなかには「出会った瞬間に直感でこの子がいいと思った」というものもたくさんあります。まずは犬舎などを訪れて実際に顔を合わせて見るといいかもしれません。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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