2018年1月11日

【ウルフドッグ】サーロス・ウルフホンドの魅力から歴史まで1/2

サーロス・ウルフホンドと聞いて、ピンとこない方も多いかもしれません。

しかし、この犬種は世界のウルフドッグの中で最も人気だとも言われている犬種です。

狼と犬のハーフのような見た目を持ち、古代犬種の素晴らしい能力を引き継いだ、サーロス・ウルフホンドの魅力や歴史などをご紹介します。

サーロス・ウルフホンドの歴史やルーツ

サーロス・ウルフホンドが何かを見つめている様子 オランダ人のサーロスという人物は、犬というものは古代犬種こそ至高であり、古代犬種から現代の犬になる過程で本来持っていた能力が失われたと考えていました。

そこで、古代犬種の優れた能力を持った犬を生みだすために作出したのがサーロス・ウルフホンドです。

サーロス氏は、1920年頃から研究を重ね、イエイヌの先祖であるオオカミと、ジャーマン・シェパード・ドッグを掛け合わせ、犬とオオカミのハーフを作り出しました。

そのハーフ犬とジャーマン・シェパード・ドッグを更に掛け合わせて、血の4分の1がオオカミの犬種を基礎犬としてサーロス・ウルフホンドを誕生させました。

作出後にサーロス氏は、この犬の総合能力の高さのテストや、現在イエイヌが担っている様々な使役のうち、サーロス・ウルフホンドが行うのに適した仕事を独自のテストで割り出しました。

それにより、この犬種が他の犬種に比べてかなり能力が高いことが判明しました。

しかし、その一方で、オオカミの持つ内向さや、用心深さもわかり、牧羊犬や牧畜犬として使役することが難しいこともわかります

また、狼や狼の血を強く取り入れた犬種を、軍用などの犬種として使役させようと考えていたとも言われています。

しかしこれも本来、狼は群れで行動をする生き物である特徴や、野生の動物は無益な争いを好まないという特徴が強く出たことにより失敗しました。

遠吠え以外の吠えを嫌うことから番犬には向かないが、訓練によっては警察犬になる資質も持ち合わせていることが証明されました。

しかし、訓練には一流のトレーナーが必要で、コストが非常に高く、実用化はされませんでした。

その後、オオカミに限りなく近い容姿と身体能力の高さが評判となり、ウルフドッグの中でも随一の人気犬種になりました。

また、1975年にはFCIにも登録されています。

サーロス・ウルフホンドの体型や特徴

サーロス・ウルフホンドがお座りをしている様子 サーロス・ウルフホンドの体型や特徴についてご紹介します。

体型

サーロス・ウルフホンドはオスがメスの一回り大きく、オスの体高は70cm前後、体重が39kg前後の大型犬に分類されます。

身体的特徴

オオカミの特性を色濃く残し、現存するウルフドッグの中でもオオカミに近い容姿をしている犬種の一つです。

容姿だけでなく、身体機能も高く、しなやかで筋肉質な肉体は反射神経と運動神経に優れ、ドッグスポーツの分野でも活躍しています。

立ち耳でふさふさした尻尾を持ち、狼と同じ毛色をしていて、視覚や嗅覚も鋭く野生に近い犬種だと言えます。

出産

イエイヌの繁殖期は年に2、3回あるのが普通ですが、サーロス・ウルフホンドは1回です。その代わりに、多産で、1回の出産で5~15頭もの子供を産みます。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。
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