2018年10月19日

ミニチュア・シュナウザーがかかりやすい病気と「平均治療費」は?

読者ライター

ななな

10年以上犬と生活してきた経験を活かして、役に立てる、共感できる記事を目指しています

気品あふれる落ち着いた佇まいが素敵なミニチュア・シュナウザー、やはり病気もなく長生きしてほしいですよね。

比較的病気をしない犬ですが、いくつかミニチュア・シュナウザー特有の気をつけたい病気があるので紹介していきます。

ミニチュア・シュナウザーが病気になってしまった場合の平均治療費

Mシュナウザーの顔 まずは病気になってしまった場合にどのくらいの治療費が必要になるのか、その平均額を見ていきます。

今回はアニコム損害保険株式会社が2015年4月1日から2016年3月31日までの間に契約した犬482,187頭、その中のミニチュア・シュナウザーを対象に集計したデータを引用しています。

ここではミニチュア・シュナウザーの80,513円となっています。

ただしこれは全年齢での平均額です。

ミニチュア・シュナウザーの場合は8歳を超えてシニア犬になり始めると同時に年間平均治療費が10万円を超えるなど多くの治療費が必要になっています。

次に、ミニチュア・シュナウザーがかかりやすい病気を見ていきます。

尿道結石に注意

壁際でこちらをのぞいているシュナウザー
腎臓や膀胱といった尿の通り道に結石ができ排尿の邪魔をしてしまうのが尿道結石です。

人間がかかることもある病気ですが、実は犬も尿道結石になるのです。

シュナウザー犬は遺伝的にこの尿道結石になりやすいと言われています。

この他にも水分不足から尿道結石になるシュナウザーもいるので水を飲んでいるかしっかり確認をして、もし少ないと感じたら食事に水分を含ませるなどすることで予防になります。

尿道結石の治療は小さな石の場合は投薬で尿をコントロールして治療を行います。

ですが大きな石が尿道を完全に塞いでしまうと言った場合には、手術が必要になる場合があります。

トイレの状態をしっかり確認して重症になる前に気づいてあげたいですね。


シュナウザー面皰症候群

トリミング室で立っているMシュナウザー シュナウザー面皰(めんぽう)症候群とは、皮膚から皮脂が分泌して毛穴に詰まってしまう病気です。人で言うニキビにとても近い症状が現れます。

病名にシュナウザーと入っているのは、シュナウザー犬がこの病気にとてもなりやすいからなのです。

対策として一番なのは皮脂を溜め込まないということです。

週に1度はシャンプーをするなど、こまめに行なってあげてください。

自宅でシャンプーを行う場合には皮脂が溶けやすいシャンプーや薬用シャンプーを使用するとより効果的ですよ。

まとめ

Mシュナウザーの顔 ミニチュア・シュナウザーに見られる病気を紹介しました。元気な犬ですが、遺伝的に注意したい病気があります。

そういった病気にならないためにも水分補給やトリミング、シャンプーなどはしっかりと行なってあげてください。

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