2018年9月22日

犬の留守番で電気はつけておかなくてOK?それよりも重要なのは…

愛犬は一人にはさせたくないものですが、どうしても留守番してもらうという場合もあるでしょう。

そんな愛犬一人の留守番の際は電気を付けておくべきか、消しておくべきか、どちらが正しいのでしょうか。

今回はそんな愛犬の留守番について説明します。

犬は留守番中暗くても平気

暗闇の中で座っているミニピン 犬は暗い空間でもちゃんと見える目をしているため、部屋が暗いからといって不安に感じたり、怖くなったりということはありません。

そして、周囲に人がいない静かな場合は寝て過ごす割合がとても多くなります。

そのために電気はそこまで必要ではありません。

照明も音も…犬は“いつも通り”が安心できる

TVを見ている飼い主の膝の上で寝ているチワワ 犬を不安にさせないという目的で言うと、大切なのは「電気をつけるか否か」ではなく「それがいつも通りか否か」です。

いつもと違った環境により、不安になるのが犬の習性です。

もし普段ならば電気をつけている時間に留守番させる場合は電気を付けておいたほうが犬は安心できます。

毎日その時間にテレビを付けているという場合には、小さめの音量でテレビを付けたままにしておくという方法も有効です。

電気を付ける場合には、あまり明るくなりすぎないように注意しましょう。

ケージなどの眠る場所の近くに眩しい光があると熟睡できなくなってしまいます。

このようにいつも通りの環境を作りながら眠りやすい環境にしてあげるのが上手に留守番をするために必要なことです。

この他にも留守番前に運動をさせて眠りやすいようにしてあげたり、留守番中にしばらく一人で遊べるおもちゃなどを用意してあげるという方法も効果的です。

そして行動範囲を狭くすることも留守番しやすくなる方法です。

狭い場所では辛いのではと思いがちですが、犬にとっては狭い場所は睡眠にはとても適している場所なのです。

水が飲めて、トイレができる環境であればケージの中でも問題ありません。


犬は留守番の前後の対応に注意!

扉からこちらを覗いている三匹の犬 犬を不安にさせないために重要なのが、散歩前の飼い主の動きです。

「いってきます」など毎回決まった言葉を掛けていると犬はこれから一人になってしまうとわかってしまいます。

そうなると不安な気持ちが大きくなり、暴れる、吠えるなどの問題行動を起こす場合もあります。

その行動がひどくなると分離不安症という病気を引き起こしてしまうこともあるのです。

そして、飼い主が家にいる間もしっかり一人遊びできるようにしておきましょう。

普段一人で夢中になるおもちゃなどを持っていると、留守番中もそれさえあれば落ち着いて過ごせます。

なかには一人遊びが得意でない犬もいます。

そういった場合は大好きなおやつをいれられるコング(知育玩具)などがおすすめです。

おやつを食べられるまでは熱中するので、自然と一人遊びをできるようになります。

電球をくわえている犬 犬に留守番してもらう際、電気の有無についてはどちらでも問題ありません。

普段付けているならば付けたままで、消しているならばそのままで大丈夫です。

留守番をさせる場合には「不安にさせない」ことを重点的に考えましょう。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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