2018年6月14日

ペット同伴のゴルフ場でやってはいけないマナー違反とは?

ゴルフ場の中には、ペット同伴でプレーが可能なゴルフ場もあります。

ペット大好きなゴルファーにとってはまさに夢のような環境です。

ただし、ゴルフは、「紳士のスポーツ」と言われるだけあって、プレーのマナーが厳しいスポーツでもあります。

今回は、ペット同伴でゴルフ場を利用する際に気をつけるべきマナーのポイントと対策法をまとめてみましょう。

排泄物の処理について

芝生の上の2匹の犬 ペット同伴のゴルフ場にペットを連れて行く場合まず気をつけたいのが、ペットの排泄物です。

ゴルフ場の芝生は、プレイヤーがボールを拾ったりする際、直に触れることも多いため、所構わずおしっこをさせてしまうとマナー違反になってしまいます。

同伴可能なゴルフ場の中には、ペット用のトイレが常設されているところも多いため、トイレトレーニングを行い、芝生の上でおしっこをしてしまわないように気をつけましょう。

不安のある場合、マナーウェアを着用させるのも良いかもしれません。

芝生を食べる

芝生に寝転がる犬 ペットがゴルフ場の芝生を食べてしまうことにも気をつけたいところです。

犬などは、胃腸を洗浄し、食べ物の消化を助ける目的で、自然に生えている草を食べることがあります。

しかし、ゴルフ場の芝生は、専門家によって養生されており、プレーに大きく影響する要素でもあります。

そのため、食べてしまうと、他のゴルファーのプレーに影響してしまい、マナー違反となってしまいます。

草を食べてしまいそうな素振りを見せた時は、「だめ」とはっきり伝え、やめれば褒めてトリーツを与えるようにしましょう。


無駄吠え

芝生でくつろぐ2匹の犬 三点目は、プレー中の犬の無駄吠えです。

ペット同伴可能なゴルフ場の場合、他の動物と一緒になる場合もあります。

特に犬同士が一緒になった場合、遊びたくなったり、警戒したいりして犬が吠えてしまうことがあります。

ゴルフ場では、他のゴルファーがプレーしている間、音を出さず静かにしていることがマナーとなっているため、吠えることが立て続いてしまうと、いくらペット可のゴルフ場でもひんしゅくを買ってしまうことがあります。

無駄吠え防止の場合にも、犬が吠えてしまった時、しっかりと止めて、吠えるのをやめれば思い切り褒める、という緩急あるしつけを心がけます。

打っている途中に放す

芝生の上で体を休めるジャックラッセル ペット同伴のゴルフ場の中には、犬を放して走らせることを許可しているところもあります。

犬も広大な芝生の中を走れるため、大喜びすることでしょう。

ただし、同じホール内でプレイヤーがプレーしている場合、犬を離してしまうとマナー違反になってしまいます。

犬が、入り回ってしまった場合、プレイヤーはボールを打つことができずプレーの進行が遅れてしまいます。

プレーの進行の遅れは、ゴルファーの間では重大なマナー違反とされているため注意が必要です。

犬を離して遊ばせる場合には、飼い主さんの目の届くところで走らせるようにして、他のプレイヤーが打つときは必ず「おいで」で手元に戻らせ、ボールの飛ぶ方向に飛び出さないように注意しましょう。

不安な場合、ワイヤーリードなどを用いて、常に手元でコントロールできる状態で犬を遊ばせるようにしましょう。

まとめ

ペット同伴のゴルフ場は、性質上、プレイヤーもペットのマナーに対してある程度寛容でいてくれる可能性が高いです。

ただし、あくまでもゴルフをする場であることを念頭におき、プレーの邪魔にならない範囲で、ペットを遊ばせることに注意しなくてはいけません。

マナーを守って遊ぶことができれば、ペットも自然の中を思いっきり走り回ることができ、きっと楽しい思い出になることでしょう。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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