2019年4月3日

病院を怖がらない犬5つのパターンとは

「病院を怖がる犬は4割」という調査データなどがあるように、犬が動物病院に苦手意識を持っていること自体はまったく珍しいことではありません。

それでは、動物病院を怖がらない犬に、何らかの共通点はあるのでしょうか?

大きい犬種は怖がらない?

大きい犬と小さい犬が並んで座る様子
レトリーバーやピレネー犬といった大型犬は、性格がおおらかなケースが多いことで知られています。

日常ではないことも受け入れやすい傾向にあり、病院でもおとなしくしている犬が多いのです。

それでも、普段と違う環境で息遣いが荒いなどの傾向が見られたら、病院の外で待ってみるという選択肢もあります。

犬と飼い主との信頼関係ができている

飼い主が病院へ連れ出しても、飼い主がそばにいれば落ち着いている犬がいます。

これは、飼い主との信頼関係が強い犬といえるでしょう。

しかし、治療となっても飼い主にべったりしてしまい「落ち着いて診察台に乗ってくれない」というお悩みも。

適度な距離を保てるように、マテやオスワリといった簡単なコマンドは小さいうちから訓練してみましょう。


お出かけが大好きな犬

病院へは車で行くことが多いというご家庭の場合は、普段から車でのお出かけに慣れている犬であれば、スムーズに移動ができるでしょう。

ただし、中には車に乗っただけで病院だと勘づいてしまう犬もいます。

移動だけでも体力をつかってしまっては、心配です。

室内で飼っている犬は特に、屋外の環境に普段から慣れさせておくことも大切です。

かかりつけの獣医との相性がいい

注射をうけている犬
注射や投薬など、嫌な体験と結び付けられやすいために犬から警戒されることの多い獣医師ですが、犬が獣医師へすっかり懐いているというケースもあるそうです。

つまり、獣医師が好きなので動物病院へ行くことにも抵抗がない犬ということです。

獣医が犬の性格も知ったうえで接してくれる、相性のいい獣医を見つけておくともしもの時に安心かもしれませんね。

飼い主以外の人にも慣れている

飼い主以外の人との接触を嫌がらない犬は、あまり病院を怖がりません。病院では獣医をはじめ、医療スタッフ、同じ患者などさまざまな人がいます。

普段から家族以外の人との接点も増やしていきましょう。お散歩以外にも、友人や親せきのおうちに遊びにいくことも効果的です。

獣医師と犬の手 注射や薬品の香りなど、どうしても動物病院嫌いになるきっかけとは出会ってしまいます。

しかし、スムーズに診察を受けられるか否かが愛犬の健康管理において重要になる場面もあります。

人に慣れさせる、コマンドを教えるなど、できることから少しずつ取り組んでみましょう。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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