2017年11月18日

頭の良い犬・賢い犬ランキングをご紹介!犬の知能は人間でいうと?

犬は飼い主と意思疎通を取る事で、使役犬として古くから人間と共に歴史を紡いできました。

足が早い犬、泳ぎが得意な犬、犬種によってそれぞれ得意不得意は異なります。それでは、賢いと言われている犬種についてご存知でしょうか。

頭が良い犬種と、その犬種に纏わる逸話を交えながらランキング形式でご紹介します。

第1位 ボーダーコリー

ボーダーコリーが手すりを使って遊んでいる様子
全犬種の中で最も賢く、頭の良いと言われているのが、ボーダーコリーです。

最近ではIQが高いことが判明していますが、古くから判断力が高く頭が良いとして、羊を操る牧羊犬などで人間を手助けしていました。

洞察力にも優れていて、飼い主や家族の変化を見抜いて、それを知らせる事が出来ます。

2016年にはイギリスで、2歳の少女が急性リンパ性白血病になった際に、変化に気が付いて親に知らせたのがペットのボーダーコリーでした。

この一件だけでなく、ボーダーコリーが飼い主の乳がんを知らせたというニュースもあります。

ボーダーコリーは賢く、頭の良いだけではなく、洞察力と判断力にすぐれたとても素晴らしい犬種だと言われています。

第2位 プードル

プードルがメガネをかけて本を読んでいる様子 プードルは日本でも馴染み深いので、トイプードルやティーカッププードルなど、愛玩犬という認知をされている方が多いのではないでしょうか。

実際に、19世紀頃から貴婦人たちの抱き犬として可愛がられていた歴史があります。

そんなプードルですが、全犬種の中でも随一の頭脳を誇っおり、賢く、頭の良い犬種といえます。トイプードルが日本でも人気となった理由にもその賢さが大きく影響しています。

スタンダード、ミニチュア、トイ等の大きさに関わらず、賢く、しつけが入りやすく、トイレもすぐに覚える事が出来る頭のいい犬だと言われています。

サーカスで芸を披露するプードルをイメージ出来る方は多いのではないでしょうか。

また、2011年には2匹のトイプードル(フーガとカリン)が鳥取県警の警察犬に採用されました。

大型の警察犬と比較すると、狭い場所へ入る事が出来る、人に威圧感を与えることが少ない等、シェパードなどの警察犬とは違う分野で活躍しています。


第3位 ゴールデン・レトリーバー

ゴールデンレトリバーが新聞を口にくわえてもってきている様子 ゴールデン・レトリーバーといえば、盲導犬を思い浮かべる方も多いでしょう。

盲導犬としての活躍以外にも、ゴールデン・レトリーバーは飼い主や家族への愛情の深さや頭の良さで様々な場面で活躍しています。

東京税関監視部麻薬探知犬訓練センター室に、ゴールデン・レトリーバーのユキチ号が、麻薬探知犬と所属しています。

優れた嗅覚と判断力で、日々空港で麻薬の摘発を行なっています。

まとめ

柴犬が後ろを振り返っている様子 他にも、一般的に賢いと言われている犬は、盲導犬として活躍するラブラドール・レトリーバーや、警察犬のイメージが強いシェパード、日本犬の柴犬などが居ます。

犬の知能は人間でいうと3歳の幼児くらいだと言われています。

3歳の幼児は賢い?と疑問に思うかもしれませんが、この位の年齢になると大体の意思疎通ができて、よく喋る子が多いです。

多くの犬が、165の言葉や標識、信号も理解し、5の数字まで数える事が出来ると言われています。

その頭脳に加えて、人の何倍もの聴覚や嗅覚、身体能力を誇っていることを加味すれば、古くから多方面で人間と共に歴史を歩んできた経緯が分かります。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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