2019年5月10日
飼い主が猫と接する上で配慮しておきたいこと
飼っている猫が懐いてくれない場合に、どのように接すればいいのか迷う飼い主もいるでしょう。
その場合は、飼い主のやってはいけない行動が猫を遠ざけている要因になっていることも多くあります。
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大きな音は猫にはストレス
猫は聴力に優れた動物です。人間が考えている以上に大きな音に敏感であるため、猫に向かって突然大きな声を出すようなことは控えた方がいいでしょう。
日常の通常音なら猫も慣れますが、違和感のあるような大きな音であれば、恐怖心を感じた猫はその人を避けるようになる可能性もあります。
また、猫を構う際には、静かに近づくことが大切です。
猫が安心できるように、静かな落ち着いた接し方を心がける必要があります。
嫌がっている時に無理に触るのはよくない
猫が嫌がっているのに、必要以上に触るのはよくないです。もちろん猫が望んでいる場合や問題のない場合はいいのですが、猫の状況をよく見ながら適切に行うことが大切です。
無理に触れたり、急に追いかけたりするのは、猫に対してストレスを与えます。
スキンシップをしている最中に猫が嫌がるようであれば、そこでやめることが必要です。
元々警戒心が強い猫の性質を、飼い主はよく理解してあげることが大切です。
構ってほしくないタイミングで構うことはストレスを与える
食事中や睡眠中、排泄中や毛づくろいなど、構ってほしくないタイミングが猫にはあります。そのようなタイミングで構うことは避けるべきです。
また、猫は安心できる場所を好むため、そういった場所を作らないことはよくないです。
単独でいて落ち着ける場所を作ってあげることが大切です。
トイレが汚いと使用しなくなる
頻繁に毛づくろいをしていることからもわかるように、猫は綺麗好きです。トイレが汚いと使わなくなってしまう可能性があります。
トイレ使用後はこまめに掃除して、猫が使いやすい環境にしてあげましょう。
掃除を怠ってしまうと、猫が別の場所で排泄をする可能性があるため、トイレを汚れた状態でそのままにしておくのはよくないです。
むやみに外に連れ出すのは不安を与える
普段生活している場所ではなく、他の場所に移動する場合などは、猫は大きなストレスを感じます。どうしても外に連れ出す必要がある場合は、猫の匂いのついたものをそばに置いてあげるなど、少しでも安心させることが大切です。
まとめ
猫が安心できないような状況や環境があれば、それを取り除いてあげることは飼い主にとって大切な役割です。そのためには、猫の性質を飼い主がよく理解し、ストレスを与えないように配慮することが必要になります。
文:Qpet編集部
猫の病気やしつけ、猫との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。
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