2019年5月9日

教えて欲しい!猫のじゃれあいと喧嘩の境界線

1匹見てるだけでも十分かわいいのに、何匹かで一緒に遊んでる姿を見たらメロメロになっちゃいますよね。

つつきあって遊んでいたり、一緒に横になってお昼寝してたり。

ああっ!もうかわいすぎるっと思って見ていると突然始まる追いかけっこ。

からのじゃれあい。

そしてそれが段々とヒートアップしてきて、ついには取っ組み合いの喧嘩に。

どうしよう、止めるべきか放っておくべきか・・・でももしかしたら怒っているわけではなくて、単にじゃれてるだけなんじゃ?と考えると人間が間に入って止めに入っていいものか悩みますよね。

室内飼いの猫には喧嘩をする理由がない

威嚇の表情をしている猫 本来猫はのんびりおっとりしている温厚な動物です。

そのためよっぽどのことがない限り本気で喧嘩をすることはほとんどありません。

たまに近所の猫が喧嘩をしている時がありますよね。

猫が本気で喧嘩する時には決まって見せる動作があります。

「シャー!」っという感じの高い声と共にこれでもかっといわんばかりに瞳孔を開き、毛を立て、しっぽをピーンと立てる威嚇のポーズ。

爪を出して睨みあい、まさに一触即発といったあの緊張感。

これこそ「怒ってますよ!」のサインです。

この状態になるほどの原因というのは主にエサの取り合いやメスの取り合い、縄張りの問題、猫社会の優劣を決める問題等で喧嘩をしていることがほとんどです。

室内飼いの場合こういった問題は発生しないため、ほとんどの場合がじゃれあっていると受け取っていいでしょう。

ですが室内でも上記の様な威嚇体制に入った場合は本気で怒っているかもしれないので注意が必要です。

犬も食わぬ猫の喧嘩?

もし、室内でも喧嘩が始まった場合は慌てず放っておきましょう。

猫は瞬間的に怒りがぶわっとこみあげるようですが、怒りは長時間持続しないため放っておけばそのうちおさまってきます。

また、もしどちらかの猫が耳を寝かせた場合は「もう負けました・・・」と降参した合図ですので直に終戦となるでしょう。

怒っている状態の時に下手に止めようとしてもこちらが怪我をするだけです。

どうしても止めたい場合は喧嘩を止めたいときは、大きな音を立てるのが有効です。

フライパンの底をお玉で叩いたり、思いっきり手を叩いたり、風船を割るなど、猫が思わず「ビクッ!」とするような音を立てるのが効果覿面です。


猫は平和主義だった

猫は基本的に温厚で、喧嘩するのはあまり得意なタイプじゃないみたいですね。

じゃれあっている姿をよく見かけますし、高い所へもひょいっと上がるあの運動神経とすばしっこさで喧嘩っぱやしイメージをしがちですが、意外にも猫は喧嘩嫌いでできるだけ平和に事を荒立てないようにのんびり過ごすのが好きなんです。

万が一怪我をした場合に1番辛い立場になるのは自分ですからね。

なので、「もしかして喧嘩してる?」と感じた時もほとんどがじゃれあっているだけですので温かい目で見守りましょう。

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文:Qpet編集部
猫の病気やしつけ、猫との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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