2017年11月3日
愛犬の老後の正しい選択は?海外では一般的なペットのホスピスについて
ホスピスとは、死期が近付いたときに延命治療を行わずに心身の苦痛を和らげるケアのことです。
尊厳を保ちながら終末期を迎えるためにホスピスを選ぶ人は少なくありません。
そして、最近では犬(ペット)のためのホスピスも徐々に広がりを見せています。
愛犬の最期を想像したい飼い主は居ませんが、いつかその時が訪れます。
その時のために、愛犬の終末期ケアは考えておかないといけません。ここでは、その選択肢の一つである犬のホスピスについてご紹介します。
アメリカで広がる犬の在宅ホスピス

アメリカはホスピスの先進国で、犬のホスピスも普及が進んでいます。
そして、その例の一つとして「犬の在宅ホスピス」が挙げられます。在宅ホスピスとは、その名の通り自宅にいながらにしてホスピスが受けられることです。
コロラド州立大学獣医教育病院で提供している在宅ホスピスでは、獣医学生が各家庭に訪問して無料で老犬の面倒を見ています。
各家庭では身体の痛みを取り除くための治療が実施され、また飼い主の心のケアにも尽力しています。
以前であれば、アメリカでは死期の近付いたペットには安楽死を選択する飼い主が多くいました。しかし、このようなホスピスの広がりから、最近では自然死を選ぶ人が増えているようです。
日本のホスピスはまだ発展途上

人間の7倍の速度で歳を取るといわれている犬ですが、ドッグフードが改良された事、医療が発達した事などによって20歳まで生きることも最近では珍しくありません。
そんな中、愛犬の老後を考えることは飼い主の必須課題の一つとなっています。
歳を取って自力での食事や排泄が出来なくなった愛犬の面倒を見ることは難しく、飼い主によっては大きな負担に感じることでしょう。
そのため、延命が難しい状態では、愛犬だけでなく、飼い主にとってもホスピスは1つの手段となります。
しかし、残念ながら日本では犬のホスピスはそれほど普及していません。東京や大阪などの大都市でも犬のためのホスピスは数えるほどで、ホスピスが無いという県も多くあります。
自宅から遠いホスピスに預けることもできますが、愛犬とすぐに会えないのは飼い主にも、犬にとっても大きなストレスになることでしょう。
施設の普及が遅れている日本では、在宅ホスピスはより難しいといえます。訪問介護をしてくれる施設はありますが、相応の費用が必要になります。そのため、愛犬が年老いたときには飼い主は難しい選択に迫られることになります。
老犬をホスピスに預けるときの値段

また、大型犬は小型犬よりも値段が高くなる傾向にあります。
他にも健康状態などによって追加料金がかかることがあるので、入居する前にどのくらいの費用がかかるのかを確認しておくことが大切です。
また噛み癖などがある犬の場合は入居を断られる可能性もあるので、近場のホスピスの入居条件をあらかじめ確認する必要があります。
まとめ

愛犬が老犬になったときにどうするべきか、周りの人とも話し合いながら一度考えてみてください。
文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。
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