2018年3月9日

犬のお世話と子育てを両立させるポイント

既に犬を飼われている方は、お世話と子育てを同時に出来るか心配かもしれません。

しかし、愛犬のお世話をしながら、子育てを実践した先達は多くいるので、実例を交えながら成功させるポイントについてご紹介します。

愛犬の世話と子育ての両立

犬と赤ちゃんが見つめ合っている様子 ここでは、愛犬の世話と子育てを両立させるポイントについてご紹介します。

愛犬のしつけをしっかりと行う

最初に、赤ちゃんが生まれる前に犬のしつけをしっかりと行っておきましょう。

しつけができていないと、赤ちゃんが生まれた後の世話が大変になることがあります。

また、愛犬が赤ちゃんに噛みつくなどのトラブルに発展する可能性があります。

妊娠時から赤ちゃんが生まれることを伝える

犬に言葉は通じないとされていますが、飼い主の感情については理解しています。

妊娠中からお腹を撫で、お腹の中の赤ちゃんに話かけている様子を見せましょう。

赤ちゃんが生まれた後も、妊娠中と同じような口調や感情で穏やかに話しかけることで、愛犬も安心感を覚える可能性があります。

犬に赤ちゃんを紹介する

初めて赤ちゃんに会った時の愛犬の様子は様々です。

赤ちゃんが生まれたら、早い時期に愛犬に赤ちゃんを紹介してみましょう。

緊張などは愛犬にも伝わるので、全員がリラックスした状態で顔合わせが出来ると良いでしょう。

愛犬の様子が急変する可能性もあるので、様子を見ながら少しずつ慣れさせるようにしましょう。

赤ちゃんはベビーベッドに寝かせる

赤ちゃんは、愛犬が届かない高さのベビーベッドで寝かせるようにしましょう。

愛犬に悪意がない場合でも、ちょっとじゃれついているだけで怪我をさせてしまう可能性があります。

また、衛生的にも別々に寝かせたほうがいいでしょう。

愛犬用のケージを用意する

愛犬用のケージがない場合は、赤ちゃんが生まれる前に用意しておきましょう。

これは、愛犬が安心出来る逃げ場所でもあるので、ケージの中に居れば愛犬は絶対に安全だと認識させてあげるようにしましょう。

特に、赤ちゃんが自分で動き回るようになった後でも、愛犬がリラックスできる場所として必要になります。

小まめに掃除をして部屋を清潔に保つ

犬の抜け毛が部屋に散らばっている状態は衛生的だとは言えません。

赤ちゃんの健康にも良くないので、掃除は小まめに行い、清潔な状態の部屋を保ちましょう。

散歩ができないときは遊ぶ時間を多めに

育児で忙しいと、散歩の時間が取るのが難しいことがありますが、散歩が不十分だと愛犬がストレスを溜めることがあります。

長く散歩が出来ないようであれば、部屋の中でたっぷり遊んであげましょう。

子育てしながら飼うのに適した犬種

幼児に運ばれる犬 愛犬のお世話と子育ての両立は簡単ではありませんが、やはり向いている犬種と向いていない犬種がいます。

子育て両立しながらお世話のしやすい犬種として、ゴールデン・レトリバーやラブラドール・レトリバー、プードル、フレンチブルドッグなどが挙げられます。

反対に、秋田犬や紀州犬などを飼いながらの子育ては難しいでしょう。

飼い主に噛みつくことがある犬種と、子育ての両立は少し考えたほうがいいかもしれません。


一番大切なのは双方に愛情を伝えること

部屋の中にいる赤ちゃんと犬 愛犬のお世話と子育てを両立する上で最も大切な事として、赤ちゃんと愛犬の両方にたっぷりと愛情を届けるということです。

赤ちゃんに気が取られてしまう事が多くなると思いますが、それでは愛犬が赤ちゃんに嫉妬することがあります。

赤ちゃんの世話で忙しいときも、しっかり愛犬にも愛情を注ぎましょう。

飼い主からの愛情がなくなったわけではないことが分かれば、愛犬も安心できます。

まとめ

赤ちゃんと犬が並んで座っている様子 愛犬のお世話と子育ての両立は、決して簡単ではありません。

しかし、大変な時期を乗り越えればきっと「大変だったけど1人と1匹を育てることが出来てよかった」と思えるはずです。

一人で頑張りすぎないように、周囲の人に助けてもらいながら、楽しい育児生活を送ってください。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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