2018年4月10日
犬のひげの役割について
犬のマズルの横には、長いひげが生えているのではないでしょうか。
ここでは、あまり知られていない犬のひげの役割についてご紹介します
犬のひげと猫のひげ

猫のひげには感覚器としての役割があり、ひげを切ってしまうと日常生活に支障が出る可能性があります。
猫のひげは他の体毛と比べて2倍ほど太く、また3倍程度深く皮膚の中に埋め込まれています。
そして、猫のひげは人の毛幅の2千分の1ほどの動きでもキャッチできるといわれており、この感度の高さから別名「触毛」とも呼ばれています。
猫がスムーズに動くためには、猫のひげは欠かせないセンサーだといえます。
一方、犬のひげは、猫ほどの感度は無いといわれています。
しかし、目が見えない犬のひげを切ったことで、急に物にぶつかるようになったという例もあります。
このことから、感度は低くてもひげとしての役割は残っている可能性があります。
犬のひげの役割

つまり、犬と猫のひげとほぼ同じ役割を担っていると考えられています。
具体的には、以下のようなものが挙げられます。
障害物を感知する
犬は、ひげを使うことで障害物を感知することができます。特に、視線が届かない顎の下に何があるかを知るためにはひげが役割を果たしている可能性があります。
犬が食事をするときに器に顎をぶつけないのは、嗅覚とひげの機能という説があります。
感情を表す
ひげは、耳と同じように感情を表す役割も果たしているという説があります。猫の場合であれば、緊張しているときにはひげは前を向き、リラックスしているときに下を向きます。
このことを踏まえて愛犬のひげを観察してみると、思わぬ発見があるかもしれません。
目を守る
犬は目の上にもひげが生えており、これは「上毛」と呼ばれています。これは犬の目を守る役割をしていて、上毛に物が触れると犬は反射的に目を閉じます。
人間のまつ毛と同じような役割をしているひげだといえるでしょう。
獲物の生死を判断する
ひげは、獲物の生死を判断するときに役立つという説があります。犬もかつては狩りをして生きていたため、野生で生き抜くためにこの機能を使用していた、というものです。
しかし、ほとんどの犬が家庭で飼われている現在では、ほぼ意味をなさない機能だと考えられます。
ひげの機能のチェック方法

しかし、犬のひげは猫のひげほど敏感ではありません。
日常生活においてどの程度ひげを活用しているかは、犬によって異なるとも言われています。
ひげがどの程度の機能を果たしているかは、目の上のひげに指先で触れることで調べることができます。
ひげが機能している場合は、右のひげに触ったときには右目が、左のひげに触ったときには左目が閉じます。
もしひげに触っても瞬きをしないのであれば、その犬のひげは役割を果たしていないといえるでしょう。
まとめ

その役割は微々たるものだとも考えが主流ですが、犬のひげをカットするか悩んでいる方は考慮する材料にしてもいいかもしれません。
文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。
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