2018年4月24日

愛犬の謎の自宅ゲリラドッグラン!犬が突然走り回る時の6つの心理

何の前触れもなく突然興奮状態になって走り回る愛犬。

この行動の意味を知っておくと、落ち着かせるコツが自然と身に付きますよ!

子犬の時期は「楽しさ」から走り回る!

壁の向こうからこちらを覗いている子犬 犬が何かいいことを見つけた場合にも興奮状態になり走り回ります。

これは知らないことが多く好奇心にあふれている子犬の時期にありがちな行動です。

子犬は些細なことで興奮状態になります。飼い主が視線に入った、触り心地のいいものを見つけた、窓際の暖かい場所を見つけたなど飼い主も気づかないようなことで嬉しくなり走り回ります。

微笑ましいですね。

犬の「かまってちゃん」が爆発中?

ロープで引っ張り合いっ子がしたい、とにかく気を引きたい…。

そんなかまってちゃんが爆発した時に走り出す子もいます。

なぜ走るのかというと、自分がドタバタすることで飼い主さんがこちらに目を向けることを理解しているわけです。

こういった心理の時はしっかりアイコンタクトを取りながら走り回るのが特徴です。


犬は何かをあなたに報告しているのかも?(褒めてほしい!)

愛犬と向かい合う形で前足を握っている女性 トイレを成功したらおやつがもらえる…。

幼い時のトイレトレーニングのご褒美を覚えている子は、トイレをした後にそのことを報告するためにバタバタはしゃぐことがあります。

他にも、散歩の時間にいち早く気づき、お知らせしようとする子もいます。

これらの場合は、飼い主さんもなんとなく理由がわかりますよね。

近隣の変化に反応していることも!

部屋の外、家の外が気になる…。なにせ飼い主さん以外のことで興奮している時は、まったくアイコンタクトをとらずに走り回るのが特徴です。

そんな時は散歩中の人がいたり、工事中の音が聞こえていたりと、視線の先を意識してみると原因がみつかる場合が多いようです。

犬は「運動不足」を訴えているかも!

ベッドの上で仰向けに寝ているジャックラッセルの子犬 とにかく一心不乱に走る、という場合は運動不足が考えられます。

室内など走り回れない場所で生活している場合「走り回りたい」という欲求から走り出し暴れることがあります。

散歩に行く時に必要以上に興奮する場合は運動不足である可能性があります。

この場合は体力があり余っている状態なので、もう少し運動できる環境を作ってあげましょう。

散歩の距離を少し長くする、ドッグランに連れて行ってあげるなど運動させることを考えてみてください。

「ストレス」や「不安」から走り回ることもあります

愛犬が一人で留守番をしている時に走り回るという場合はストレスを感じています。

留守番が多い以外にも睡眠不足からストレスを感じる犬もいます。

この場合には犬がしっかりと落ち着いて睡眠を取れる場所を作り、睡眠不足にならないようにしましょう。

それ以外にも、一人で居続けることで不安な気持ちが大きくなりすぎてしまうとパニックを起こした状態になり、とにかく吠え続けたり、部屋中を走り回ったり暴れてしまいます。

走り回っている愛犬に飼い主が取るべき行動

飼い主に飛びついているジャックラッセルテリアの子犬 愛犬が興奮状態になっている場合は、飼い主は逆に落ち着かなくてはいけません。

大きな声で話しかけると興奮状態が収まるどころかさらに大きくなってしまいます。

それ以外にもその姿を見て笑顔になるのもしてはいけない行動です。

この行動により飼い主が喜んでいると犬は思ってしまい、どんどん走り回ろうと考えてしまいます。

飼い主さんに余裕がある時は笑って見守って、静かにしてほしい時は「大人しくしなさい」と怒鳴って、なんて対応がバラバラになると犬は混乱します。

この場合には飼い主は興味を持たないようにし、犬が落ち着いてから名前を呼び相手をしてあげるようにしましょう。

ボールのおもちゃで遊んでいるジャックラッセルの子犬 犬が走り回るには色々な理由があります。

運動不足やストレスである場合には飼い主が解消させてあげなくてはいけません。

何度も興奮状態になっているとその行動が癖になる場合もあります。

落ち着いて生活できるように気をつけていきましょう。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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