2018年2月8日

愛犬家は経験済?「犬は泣く人間を慰める」

言葉が交わせないぶん、飼い主さんは愛犬の何気ない行動やしぐさをよく観察されていると思います。

実は愛犬も同じで、飼い主の様子から何かを察し、行動している場合があるのです。

例えば、泣いている自分のそばに愛犬が寄り添うのを見て、「慰めてくれているのかも」と感じたことはありませんか?


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犬は人の悲しむ表情が分かる

飼い主の顔を見上げるボーダーコリー ある研究では、犬は人の表情を読みとることが出来るという結果が出ています。

ウィーン獣医大学で行われた実験内容

1.色々な犬種24匹を2グループに分ける

2.すべての犬に人間が怒っている表情、笑っている表情の写真を見せる

3.ひとつのグループは怒っている表情を連続で選んだらご褒美を、もうひとつのグループは逆に笑っている表情を連続で選んだらご褒美を与える

この実験結果として、ほとんどの犬が人の表情を区別し、正解を選ぶことができたそうです。

しかも、犬は笑顔がポジティブな意味を持ち、その逆も認識していることもわかったそうです。

飼い犬が落ち込んでいたり泣いてるときに、愛犬がそっと寄り添ってきた時。飼い犬の顔を覗き込んできたり、飼い主の手や顔を舐めてきた時。

これらは犬が飼い主の声や表情から感情を読み取ったうえで行動しているということになります。

つまり、飼い主を慰めるという概念を持っているのです。

飼い主以外にも“慰める”という行動を起こす

愛犬と額を合わせている女性

ロンドン大学ゴールドスミス校の研究内容

1.様々な犬種18匹を集め、一方の部屋には全く見知らぬ人だけがいる状況、もう一方の部屋には飼い主がいる状況をつくる

2.飼い主のいる部屋に犬を呼び入れ、飼い主に泣く、叫ぶといった行動をさせる

3.見知らぬ人間しかいない部屋に犬を呼び入れ、中の人間に同様の行動をさせる

3匹の犬を除き15匹の犬が泣き叫ぶ人に反応するという結果になりました。遊びを中断してでも対象の人に寄り添い、慰める行動を見せたといいます。

飼い主だけでなく、まったく見知らぬ人に対しても慰めるような行為をしたそうです。

これは3歳ほどの人間の子どもにも見られる傾向であり、成長の過程で身に付ける行動です。

つまり犬は、人間と同じように成長のなかで「慰める」という行為を身に付ける生き物だと言えます。確かに、子犬の頃はそんな様子はあまりみせませんよね。

愛犬を抱きしめている女性の様子 「犬が泣いてる人を慰める」という事実は確かに存在しています。

しかも、見知らぬ人にも同じ対応をするというのは非常に驚きですね。

長い歴史の中で犬と人間との関係が続いていることについても、なんだか納得がいくような実験結果といえます。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。
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