2018年1月1日

【犬トリビア】戌年に込められた意味やそもそもの由来って?

2018年の干支は戌(いぬ)ですが、それがどのような意味を持っているかはご存知でしょうか。

今回は戌年に込められた意味や由来などを説明していきます。

なぜ戌という字を使うのか

干支の動物のイラスト 干支では戌や申といった普段は使わないような漢字を使って動物を表現します。

なぜこのような表現になったかというと、実は後から動物を当てはめたからなのです。

とても古くから伝わる干支ですが、紀元前770年頃の中国戦国時代にもっとわかりやすくしたいということで「戌」などそれぞれの漢字に動物を当てはめて占いに使おうと考えられたのが始まりだと言われています。

そのため普段は使わないような読みの漢字が使われているのです。

そこからさらに12匹の動物たちが神様への挨拶の順番を競った物語なども作られていったのですね。

戌は滅の元になった字?

飼い主に頬をつかまれているシェパード 「戌」は”滅ぶ”という字とすごく密接な関係があり、草木が枯れる状態を表現している字でもあります。

こう言われると悪いイメージを持ってしまいがちですが、干支に戌という字が使われるようになったのはちゃんとした理由があるのです。

なぜこのような字なのかというと干支の順番に関係があります。戌の干支の順番は11番目です。つまり11月を表現する字でもあるのです。

11月というと草木が枯れ始めて冬の始まりを告げる時期ですよね。この時期を表現するために戌が当てはめられたと言われています。

そして一という字と戈(ほこ)という字を合わせた字でもあり、人が作物を収穫するという意味も込められた字になっています。

秋から冬にかけた時期にぴったりの字ですよね。


戌年の縁起は?KWは「安産」「交流」「勉学」

2人の足元と犬の前足と赤ちゃんサイズのスニーカー そして戌年には、しっかりと犬に由来する意味が込められています。

犬はたくさん子供を産むということで安産の守り神として有名です。ここから安産祈願をするための「戌の日」というものも生まれました。

その他にも人間によく懐き努力家であるという印象も強いのが犬です。そのために戌年にはコミュニケーションが円滑になる年、勉学に励むことができる年になると言われています。

せっかくなら戌年の縁起を担ぎたい、という人は戌の置物を自宅に置いてみましょう。

戌の置物を置くと良いとされる場所はリビングです。それも自分の目線より少し上になるようなところがおすすめです。

砂浜を散歩するダルメシアンと少年 戌年に込められた意味や由来などを紹介しました。戌年には安産や縁のある人を増やすことができるなどの意味が込められています。

楽しい一年を過ごせるように、これらを意識しながら戌年を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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