2019年3月3日

犬が嫌いな人に見せる10個の仕草

犬はとても賢い動物です。

犬にとっては知らないお客さんでも、飼い主さんとの関係性を感じ取り、態度に表せるほどです。

そんな犬が「嫌い」と判断した相手に対して取る態度とはどんなものがあるでしょうか。

そして、その行動を見せた際にどのように対応するべきなのでしょうか?

犬が嫌いな人に見せる10個の仕草

不安げな顔のチワワ

犬は嫌いな人に…①「唸る」

一番わかりやすい態度は唸る、です。警戒を通り越して、近寄るなと態度で表しているので、近寄るのは非常に危険です。

犬は嫌いな人に…②「視線を合わせない」

目を合わせてくれず、こちらが顔を向けると困ったように向きを変える、そんな態度を取られたら残念ですが、犬としてはあなたを苦手(嫌い)と感じていると思って間違いないです。

犬は嫌いな人に…③「尻尾をふる」

柴犬のしっぽ
意外と知られていませんが、犬が尻尾をふるのは喜んでいるからではありません。興奮している状態を示します。つまり、本当は怖がったり緊張したりして尻尾を振っているのに、喜んでると思って安易に近づくと噛まれてしまう恐れもあるんです。

犬は嫌いな人に…④「前足を片方あげる」

不安や緊張を感じるととる姿勢です。もしこの態度を取られたら犬は、あなたにストレスを感じているので不用意に近づかないようにしましょう。

犬は嫌いな人に…⑤「呼吸が荒くなる」

苦手な人にかまわれ続けていると、激しい運動をしていないのに息が上がるような様子を見せることがあります。

これはストレスによって呼吸が荒くなっている状態なので、気付いた時にはケージなどの落ち着ける場所へ一度移動させてあげましょう。

犬は嫌いな人に…⑥「頭を低くする」

恐怖心を感じると、犬は姿勢を低くして慎重に動くようになります。特に小型犬は体の大きな人相手に警戒心を抱きやすく、この行動をみせるケースが多いです。

嫌いではなくても、少し怖いと感じている家族に対してこのような様子を見せる犬もいます。

犬は嫌いな人に…⑦「鼻を何度も舐める」

鼻を舐めるゴールデンレトリバー
舐めるという行動は懐いている相手にも見せる行動です。しかし、唸る、吠えるといった意思表示ができない気弱な性格の犬の場合は舐めることで拒否をしているケースもあります。

また、自分の鼻をしつこく舐めている場合もストレスを感じている証拠なので、注意してあげましょう。

犬は嫌いな人に…⑧「身を隠す」

飼い主や家具を盾にする形で、嫌いな人との距離をキープする行動をみせます。

その際は無理に引っ張りだすと逆効果になるので注意しましょう。どうしてもというシーンでは、飼い主さんが抱いた状態で顔をあわせる程度にしてあげましょう。

犬は嫌いな人に…⑨「尻尾をピンと立てる」

犬は周りを警戒している時にしっぽを立てます。

警戒しているということは心が許せていない相手なので、急に距離を詰めたりしないよう注意しておきましょう。

犬は嫌いな人に…⑩「体を震わせる」

大人しい性格の犬は嫌いな人に抱かれても大きなリアクションをしないこともあります。

しかし、よく見ると体を震わせていることもあるので、意思表示が弱い犬こそしっかり見ていてあげましょう。


犬に嫌われないために注意すべきポイント

ジャックラッセルテリアを抱く女性

犬と接するときはゆっくり動くよう心がける

犬に限らず、ですが突然近づいてきたり、突然触ってこられたらビックリしますね。犬も不意を突かれるのは嫌がります。

何か犬にアクションを取るときは犬にわかるようにゆっくり動きましょう。

犬の嫌いな匂いに気をつける

犬は人間の何倍もの嗅覚を持っています。なので、犬の嫌いな匂いには気をつけましょう。犬が嫌いな匂いにはタバコやアルコール、お酢やマニキュアなどがあります。

個体差もありますが、これらは避けたほうが無難です。

仲良くなろうと焦らない

特にお子さんに多いのですが、犬と仲良くなるのを焦らないことです。犬は上下をしっかり認識します。焦ってばかりでいると、下手をすると(言い方は悪いですが)舐められてしまう恐れがあります。

焦らず、大きく構えてゆったりしていれば、自然と犬も緊張をとき、安心しても大丈夫だとわかってくれます。

犬は言葉を理解できない分、初対面のときはひとつひとつの行動から相手を判断します。

”はじめまして”を失敗しないよう、今回お話ししたようなサインに注意してくださいね!

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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