2019年1月9日

飼うだけじゃない。”犬を助けるボランティア”はこんなにある

「少しでも犬の力になるために、犬関連のボランティアをしたい」「でも、飼うことはできない……」

そう悩む方がこの記事を読んでくださっていると思うと、とても素敵なことです。

里親として、一時預かりとして、一緒に暮らせないが金銭的な支援者として……ここでは様々な形の犬関連のボランティアについてまとめました。

保護犬関連のボランティア

フェンス越しに犬を撫でる女性の手元 犬のボランティア、と聞いて一番多くの方が思い浮かべるのは「保護犬」にまつわるものですよね。

保護犬を預かっているシェルターでは、常に多くのボランティアを必要としています。まずは、保護団体が募集している一般的なボランティアをご紹介します。

里親になるボランティア

日本には新しい家族を必要としている犬がたくさんいます。ボランティアで里親になることは、不幸な犬を減らすことに直接つながります。

一時預かりボランティア

預かりボランティアは、一時的に犬を預かって世話をします。預かりボランティアの下で世話をされると犬の心のケアができるため、新しい里親が見つかりやすくなります。

犬の世話をするボランティア

保護されている犬は、当然ながらいろいろな世話が必要になります。ボランティアが散歩などの世話を引き受けているからこそ、シェルターの運営が可能になります。

シェルターの運営を手伝うボランティア

シェルターを運営するためには、事務作業や清掃などが必要になります。ボランティアは、シェルターでこのような作業を請け負います。

イベントの手伝いをするボランティア

各保護団体では、里親を見つけるための譲渡会などを開催しています。ボランティアは、このようなイベントの手伝いをすることで里親探しをサポートします。


金銭的支援をするボランティア

小型犬の前足を女性が両手で包む様子 保護犬の引き取り、預かりなどは(犬たちのためを思って)多くの条件が設けられており、独身の方や多忙な方はほぼ応募さえできません。

しかし、犬たちのためにお金を寄付するのも立派なボランティアです。近年、自然災害で飼い主と離れ離れになる犬猫たちも増えているため、金銭的なボランティアへの理解も深まってきています。

「一緒に暮らすこと」だけが最良のボランティアという訳ではありません。度々例に挙げますが、被災地への支援も現地へ赴くことが推奨されない場合もあること、自分の暮らしの中で現実的な支援計画を立てる必要があること、ケースバイケースで金銭的な支援の方が当事者たちの力になり得ることもあります。

寄付で集められた資金は、主に以下のことに使用されます。
  • ・シェルターの維持(家賃、光熱費、水道費など)
  • ・犬の健康診断・治療(保護犬の中には健康診断や治療が必要なことがあります)
  • ・犬の混合ワクチン・フィラリア予防
  • ・犬の避妊・去勢手術(不幸な犬を増やさないために必須です)
  • ・ドッグフード
  • ・ペットシーツなどの消耗品
  • ・ペットの搬送
  • ・シェルター内の備品
お金が足りなければ、保護団体は犬の保護を続けることはできません。

金銭的支援や支援物資があるからこそ、不幸な犬を保護することができます。

なお保護団体のホームページには収支計算書が掲載されていることがあるので、そちらで具体的にどのようなことにお金が使われているかを知ることができます。

物資的支援をするボランティア

犬を飼っている人であれば、直接物品を寄付することもできます。多くの団体で喜ばれる物品は以下の通りです。

  • ・ドッグフード、おやつ、缶詰
  • ・キャリーバッグなどの犬用品
  • ・ペットシーツ、衛生用品
  • ・ティッシュ
  • ・犬服、その他雑貨
なお、必要としている物品はそれぞれの団体で異なります。何が不足しているのか、事前に電話やメールで問い合わせることをおすすめします。


盲導犬関連のボランティア

盲導犬を目指す子犬 犬関連のボランティアというと保護犬が真っ先に思い浮かびますが、盲導犬を育てるためにもボランティアが必要です。ここでは、盲導犬関連の主なボランティアをご紹介します。

パピーウォーカー

盲導犬候補の犬は、子犬の頃は一般の家庭で過ごします。パピーウォーカーは、将来盲導犬になる可能性のある犬を愛情たっぷりに育てるボランティアです。

キャリアチェンジ犬飼育ボランティア

盲導犬候補の犬のすべてが盲導犬になれるわけではなく、途中でキャリアチェンジする犬もいます。キャリアチェンジ犬飼育ボランティアは、家庭犬になるのがベストだと判断された元盲導犬候補犬を受け入れて飼育します。

引退犬飼育ボランティア

盲導犬として活躍した犬も、いつかは年老いてリタイアするときが来ます。盲導犬としての役目を終えた犬を家族として迎え入れるのが、引退犬飼育ボランティアです。

飼い主の男性に抱かれているバーニーズマウンテンドッグ 「犬を飼えないからボランティアはできない」と考えてしまう人もいるかもしれませんが、ボランティアには色々な形があります。

少しのボランティアでも、集まれば大きな力となります。まずは、すぐにできるボランティアから初めてみてはいかがでしょうか。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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