2018年4月24日

犬が落ち込んでる時に見せる代表的なしぐさ

私たち人間も落ち込む時がありますよね。その落ち込む度合いも様々で、落ち込み方もまた個人差があります。

犬も人と同じように感情があり、勿論落ち込むことだってあるのです。

今回は犬が落ち込んでる時に見せるしぐさを4つ紹介していきます。

地面のニオイを嗅ぎまくる

飼い主と散歩する小型犬 主に、犬が自分のしていたことに失敗した時に見せるしぐさです。

飼い主に酷く叱られた場合にも見せる場合がありますが、地面のニオイをいつも以上に嗅いでいる謎の行動は何かを探しているわけではなく、落ち込んでいるのしぐさといたうます。

例えば自分が予想もしなかった場所で不意に転んだり、普段は上手に出来ていることが上手に出来なかった時などが挙げられます。

人間でいえば失敗して『恥ずかしいなぁ』という気持ちに近いでしょう。

それを誤魔化すように地面のニオイを執拗に嗅ぐわけですね。

可愛いですね。

また、地面のニオイを嗅ぐことで自分自身の平常心を取り戻そうとしている意味もあります。

尻尾を何度も噛む

穴を掘る犬 犬は極端に落ち込んだ気持ちになると、同時に一気に不安になります。

それがストレスとなり行き場のない不安が『尻尾を何度も噛む』というしぐさに繋がる場合があります。

このしぐさに関しましても自分の不安な気持ちを紛らわす為だといわれています。

しかしながら、尻尾は犬にとって絶対に触られたくない大切な部分です。

噛み続けると皮膚炎や怪我にも繋がりますから飼い主はいち早く不安な気持ちに気づいてあげる必要があります。

無理に止めると嫌がったり噛まれたりする可能性あるので、優しく気持ちを落ち着かせるかのように接してあげるのがよいでしょう。


上目遣いで背中を丸める

コーギーとビーグル 一見何かに怯えている様子にも見える『上目遣いの背中を丸める』というしぐさは、実は犬が落ち込んでいる時に見せるしぐさの一つです。

例えば酷く飼い主に叱られた直後は良くこのしぐさを見かけます。

いわば不安に近い落ち込みといえますね。

または叱る以前に飼い主の知らない所でイタズラをして、気づいて叱られないか様子をうかがっている時にも『どうしよう、やってしまった』と深く反省しながら落ち込んでる時にもします。

毎日共に暮らしている飼い主さんなら、すぐに「イタズラしたな?」と気づくはずです。

壁や床を力任せに引っ掻く

犬の前足 何も分からない状態でこの光景を目にすれば、まるで犬が苛立ちを発散させているかのように見える『引っ掻く』というしぐさですが、実はこれも落ち込んでる気持ちを紛らわす為のしぐさの一つとなります。

また、壁を引っ掻くだけでなく見ようによっては穴を掘る動作にも似た『床を引っ掻く』ことも同じ意味があります。

ご先祖は自然界で暮らしていた狼ですから、これは本能的なしぐさといえます。

自分なりに立ち直ろうと意識を他に向けようとしているわけです。

ですが、実際そうとは分かっていても床や壁を引っ掻き続けられれば困るのは飼い主です。

あまりにも酷いようなら早めに気づいてあげて、大好きなオモチャで遊んであげたり散歩に出るなりして早く忘れさせてあげるのが重要です。

まとめ

このように犬も人間と同じように持ち込むということが良くわかりましたね。

人間は言葉でわかりやすく落ち込んでいると表現できますが、犬は言葉を発することができませんので『しぐさ』で表すしかありません。

その意思表示をいち早く気づき理解してあげるのも飼い主の重要な役割です。

もし今後このようなしぐさを見かけたら放っておかず、優しく接してあげた上で犬とのコミュニケーションを図ってみましょう。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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