2019年3月6日

しっぽを振る、お腹を見せる。気づいて!犬の愛情表現10選

犬は言葉を使って話すことができないからこそ、行動で愛情や信頼を示してきます。

犬の愛情表現にどんなものがあるのかを飼い主さんがご存知でないと、せっかく犬が全身を使ってそれを示していても気づけませんよね。

この記事では、犬が愛情や信頼を感じている相手にどんなふるまいをするのか、その代表的なものを取り上げてご紹介したいと思います。

【犬の愛情表現①】シッポを振る

犬の尻尾
犬は嬉しい時や楽しい時、シッポを左右に大きく振ります。

喜びや嬉しさが大きいほどシッポの振りも激しくなります。

CHECK!
警戒している時も尻尾を振ることがありますが、その際は尾がピンと立っていることが多いようです。

【犬の愛情表現②】前足をかけてくる


テレビを見ていたり、本を読んでいるときに、犬が飼い主のそばに近づいてきて、前足をピトっとかけてきたことはありませんか?

それは大好きな飼い主に甘えたい、かまってほしいのサインです。

CHECK!
この行動は「パピーリフト」と呼ばれるもので、お腹を空いている時にも多く見せるしぐさです。ぺろぺろとしていたらもしかするとご飯の催促?


【犬の愛情表現③】顔を舐めてくる


顔を舐めてくるのは、子犬が母犬の口の周りを舐めるのと同じく愛情や信頼の印です。

舐める以外にも、自分の頭や鼻先を飼い主の顔に軽くコンと当てて愛情や信頼を表わしたりもします。

「やめて〜」「許して〜」といった時にも頻繁に顔を舐めるので、しっぽや顔も合わせて確認してみましょう。

【犬の愛情表現④】笑顔を見せてくる

笑顔を見せる犬
犬が目を細めるようにして飼い主を見、広げた口から牙ではなく舌先をのぞかせているなら、それは犬の笑顔で、一緒にいて楽しい、嬉しいという気持ちの表れです。

CHECK!
耳を後ろに倒すいわゆる「飛行機耳」が一緒に見られたら、最上級の笑顔かもしれません!

【犬の愛情表現⑤】出迎えてくれる


外出先から帰宅すると、玄関で帰りを待っててくれたり、小走りに出てきて出迎えてくれたりする場合も飼い主の帰りを心待ちにしていた証拠で、帰ってきたことが嬉しくてたまらないときに見せる犬のしぐさです。

CHECK!
犬によっては、玄関から部屋まで誘導するような行動をみせます。家族と思っている、可愛らしい行動です。

【犬の愛情表現⑥】おなかを見せてくれる


骨格に守られていないおなかは外部からの攻撃に弱い場所ですが、そのおなかを見せるのは、安心し、心から信頼している証です。

CHECK!
顔を舐める行為と同じで、「降参!」といった意味でこの行動をする場合も!

【犬の愛情表現⑦】ひたすら見つめる

座ってこちらを見上げるゴールデンレトリバー
犬は飼い主に愛情を抱いていると、ひたすら飼い主を見つめることがあります。

犬は敵意や威嚇でもじっと見てきますが、その場合は歯を剥きだしたり、鼻にしわを寄せたり、唸ったりして、目にも緊張が漲っています。

CHECK!
犬がじっと見つめているのに気づき、飼い主のほうでも笑顔で犬を見てあげるなら、犬と人のどちらにも、体内で幸せホルモンの一種である「オキシトシン」が分泌されるという研究結果もあります。

【犬の愛情表現⑧】体をすり寄せたり、一緒に寝る


犬自らが飼い主に体をピタリとすり寄せたり、添い寝をするのは、深い愛情の証です。

体をすり寄せるのは甘えたいときや、大好きな飼い主と遊びたいとき、構ってもらいたいときにもしますが、飼い主が悲しんでいるときにも犬は飼い主を慰めようとして寄り添ってきます。

CHECK!
おしりをピタッと寄せて背中越しにチラチラ見てくる子もいるようです。背中を預ける場合はかなりの信頼を寄せているのかもしれません。

【犬の愛情表現⑨】おもちゃを持ってくる

おもちゃで遊ぶゴールデンレトリバー
犬が自分のお気に入りのおもちゃを咥えて飼い主のところに来た場合、それは、一緒に遊ぼうと誘っているだけでなく、飼い主に対する深い愛情表現である場合があります。

自分が最も気に入っているものを与えることで飼い主に喜んでもらいたいと思っているからです。

CHECK!
遊ぶ暇がない時は、とりあえず受け取ってあげましょう!

【犬の愛情表現⑩】飼い主が使用する物の上でくつろぐ


飼い主の脱ぎ捨てた服や、使っているベッド、椅子の上のクッションなどに犬がのっかって寝ていたりするなら、優れた嗅覚を持つ犬にとって、そこが飼い主のニオイがついていて安心できる場所であるからで、飼い主を愛していることの何よりの表れです。

CHECK!
どかそうとしたら怒る場合は、単純に「僕のもの」という主張の可能性が高いです。
舌をだしているチワワ 犬はしゃべることはできませんが、とても感情豊かな動物で、飼い主への愛情や信頼を惜しみなく全身で表してくれますよね。

犬が示す愛情表現にどんなものがあるのかを知ることで、犬の気持ちをしっかり受け止めることができ、それはより絆を深めることにもつながります。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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