2017年12月25日
ワイマラナーについて
ワイマラナーはドイツ原産の犬種で、凛々しい姿が美しい大型犬で、日本で飼っている人は多くありませんが、海外では人気の犬種です。
「灰色の精霊」とも言われるワイマラナーについてご紹介します。
ワイマラナーの歴史

犬種の起源ははっきりとは分かっていませんが、1830年代には宮廷で飼われていたと言われています。
しかし、門外不出の犬種として交配されていたこともあり、未だに詳細については判明していません。
もともと狩猟を目的に作出された犬種で、交配にはポインターやセッターが使われていたのではないかと推測されています。
優秀な猟犬であったワイマラナーですが、狩猟の人気が下がったこと等の影響で第二次世界大戦時にはワイマラナーの頭数は著しく減少しました。
しかし、ドイツだけではなくアメリカでも繁殖されていたこともあり、無事に血統を保つことができました。
現在はドッグスポーツ等で優秀な成績を残す犬種として人気となっています。
ワイマラナーの特徴

瞳の色も大変美しく、ブルーや琥珀色などがあります。
その気品を感じさせる容姿から、アメリカでは「灰色の精霊」といわれているそうです。
尻尾はアメリカでは断尾することが習慣となっていますが、イギリスやドイツなどの国々では断尾を禁止しています。
ワイマラナーの飼い方

飼育環境
家族に対して深い愛情をもつワイマラナーですが、残念ながら子どもや他の動物との相性はあまり良くありません。小さな子どもがいる家庭や他の小動物を飼っている家庭での飼育は難しいといえるでしょう。
また、ワイマラナーを飼うに当たって気を付けなければいけないのが温度管理です。
ドイツ出身のワイマラナーですが、皮下脂肪が少なく短毛なため寒さにはあまり強くありません。
北海道や東北地方などの冬に冷え込む地域では、特に温度管理に注意してあげる必要があります。
しつけ
ワイマラナーは頭が良く忠誠心が強い犬種のため、適切にしつけを行えば立派な家庭犬に育ってくれます。飼い主のことを信頼できるリーダーだと認めさせるためにも毅然とした態度でしつけを行い、愛情をもって接してあげましょう。
また、飼い主や家族以外に対しては保守的になって警戒心を抱くことが多い犬種です。
子犬のうちから社会馴致させる為に、色々な人や動物と触れさせる機会を作ってあげましょう。
ワイマラナーは運動が大好きな犬種

もともと猟犬でスタミナのあるワイマラナーは、短時間の散歩では満足しません。
特に若くて元気なうちは1日2時間の散歩でも足りないと言われています。賢い犬種だといっても、運動不足でストレスが溜まるとしつけも難しくなります。
欲求不満によって攻撃性が高まり、物を破壊するケースもあります。また、場合によっては自傷行為にもつながります。
十分に運動できない環境でワイマラナーを飼うのは、飼い主にとっても犬にとっても不幸でしかありません。
ワイマラナーを飼うときには、時間だけでなく体力にも余裕があるかなど考慮する必要があります。
まとめ

一番のネックはやはり運動量だといえます。
ただし、環境さえ整えばワイマラナーは頼りになるパートナーとなってくれます。
ワイマラナーの飼育を考えている人は、適切な飼育環境を整えられるかをよく検討してみてください。
文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。
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