2018年1月9日
【伝説の水の精】オーストラリアン・ケルピーの魅力から歴史まで
オーストラリアン・ケルピーは日本ではまだ登録数が少ない犬種ですが、原産国のオーストラリアでは10万頭以上も飼育されています。
現役の牧羊犬でありながら、ショードッグでも活躍し、家族の愛玩犬としても古くから愛されていて人気がある犬種です。
そんなオーストラリアン・ケルピーの魅力や歴史をご紹介します。
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オーストラリアン・ケルピーの歴史やルーツ

オーストラリアン・ケルピーの歴史
オーストラリアン・ケルピーの祖先犬は、19世紀頃にスコットランドから移民によって持ち込まれたスムース・コリーだと考えられています。このスムース・コリーと、オーストラリアに生息していた野生のディンゴが交配して生まれたのが、ケルピー1世とされています。
このケルピー1世は牧羊犬として非常に優れた性質を持っていたため、またスムース・コリーと交配させて子供を産み、ケルピー2世が誕生しました。
このケルピー2世もまた母に似て牧羊犬として優れていたので、この犬を基礎犬にして作出されたのがオーストラリアン・ケルピーです。
オーストラリアン・ケルピーの名前の由来
ケルピーというのは、スコットランドの方言であるゲール語で「伝説の水の精」の名前です。気になるオーストラリアン・ケルピーの特徴

体長が体高よりも少し長く、引き締まった体と長い四肢、アーチ型のつま先を持っています。
ブラックやレッドなどの様々なカラーが認められていますが、胸にホワイトのパッチが入るものが好まれる傾向にあります。
オーストラリアン・ケルピーの性格

オーストラリアン・ケルピーの性格
非常に賢く、活動的でエネルギッシュな犬種です。牧羊犬出身らしく、活発さや敏捷さを持ちつつ、繊細な神経と判断力もあり、人に対しての服従心も持ち合わせています。
凛々しい外見に反して争いを好まない平和主義な犬で、他の犬との協調性にも富んでいますが、家族や仲間と認めるまでは少し距離を置くようなところがあります。
普段はあまり吠えない犬種ですが、警戒心の強さから吠えることもあります。
オーストラリアン・ケルピーのしつけ
とても賢く、しつけが入りやすい犬種です。使役犬として活躍していたルーツから、仕事とそれ以外のオンオフがはっきりした犬でもあります。しつけをするときと、甘えさせる時をきちんと分けることが重要です。
仕事中毒と表現されるほど、人間のために何かをすることに喜びを感じる犬なので、きちんとできた時には大いに褒めてあげるようにしましょう。
オーストラリアン・ケルピーを飼うには

飼い主も共にランニングを取り入れるなど、激しい運動を行うことがベストだと言われています。
短毛種なので被毛のお手入れは難しくありませんが、換毛期には大量の下毛が抜けるので、定期的にブラッシングを行うようにしましょう。
まとめ

エネルギッシュで活動的、家族想いで子供にも優しいオーストラリアン・ケルピーは正しくしつけることで理想のパートナー犬となってくれる犬種です。
文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。
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