2018年3月27日

【スペイン原産で大きな体が特徴】スパニッシュ・マスティフの魅力とは?

スパニッシュ・マスティフはスペイン原産の犬種で、一番の特徴はその大きな身体です。

一見すると恐ろしい犬種に見えてしまうかもしれませんが、優しく寛容な性格をしています。

ここではそんなスパニッシュ・マスティフについてご紹介します。

スパニッシュ・マスティフの歴史

スパニッシュ・マスティフが羊の中にいる様子 スパニッシュ・マスティフはスペインを故郷とする犬種で、その起源ははっきりとは明らかになっていません。

しかし、古代ローマの詩人が残した詩集にスパニッシュ・マスティフについて記述されていることから数千年にも及ぶ長い歴史をもつ犬種であると言われています。

10世紀頃には、スパニッシュ・マスティフは護衛犬として人間に使役していました。

その大きな身体を生かして、オオカミや泥棒から羊を守ることが役割でした。

1500年代には、たった4万頭ほどの牧羊犬で3,500万頭もの羊を守っていたと記録されているようです。

第二次世界大戦ではほかの多くの犬種と同様に絶滅の危機に瀕しましたが、愛犬家たちの努力によって徐々に頭数が増えてきています。

現在はスペインの国犬として指定されており、ショードッグとしても活躍しています。

スパニッシュ・マスティフの特徴

スパニッシュ・マスティフが雪の中に立っている様子 スパニッシュ・マスティフは体高75㎝前後、前後体重95㎏前後で超大型犬に分類されます。

引き締まった筋肉質な身体と大きな頭はとても迫力があります。被毛はなめらかで、毛色はホワイトやブラック、ベージュなどがあります。

大型犬にしては長生きなのもスパニッシュ・マスティフの特徴で、平均寿命はおよそ11年程度だといわれています。

性格は温和で、家族と一緒に過ごすことが大好きで、小さな子どもや小動物とも仲良くすることができます。

しかし見知らぬ人に対しては強い警戒心を持ち、不審者だと思ったら飼い主や家族を守るために勇敢に立ち向かってくれます。


スパニッシュ・マスティフはしつけが大切

スパニッシュ・マスティフの子犬が歩いている様子 スパニッシュ・マスティフは優しく穏やかな性格ですが、自立心が強く頑固な一面があるためしつけは簡単ではありません。

初心者にすすめられる犬種ではなく、犬の飼育に慣れた経験者向きだといえるでしょう。

しつけを行うときには飼い主と犬の主従関係を徹底的に教え、服従心を育てるようにしてください。

毅然とした態度で接し、良きリーダーとなってあげることが大切です。

また、社会性を身に着けさせることも大事なポイントです。子犬のうちからいろいろな環境に触れさせるように心がけてください。

動物病院で受け入れ拒否も

スパニッシュ・マスティフが落ち込んでいる様子 スパニッシュ・マスティフは超大型犬であるがゆえに、怪我や病気で動物病院に連れて行っても受け入れてもらえないことがあります。

理由としては、身体が大きすぎて診察台に乗せられないこと、そして獣医師に治療経験がないことの2点が挙げられます。

スパニッシュ・マスティフは世界的に頭数の少ない犬種であり、日本でこの犬種を飼っている人はほとんどいません。

そのため、スパニッシュ・マスティフを診察したことのある獣医師は数えるほどです。

医療事故の可能性を考えれば、受け入れを断るのも仕方がないことだといえるでしょう。

遺伝病が多い犬種ではありませんが、当然ながら病気になる可能性はあります。

スパニッシュ・マスティフを飼うときには、怪我をしたときや病気にかかったときの対処についてもよく考慮してください。

まとめ

スパニッシュ・マスティフの子犬がこちらを見つめている様子 スパニッシュ・マスティフは圧倒的な存在感があり、その姿に魅了される人もいると思います。

しかしながら、家庭犬として飼うのは決して簡単ではありません。

スパニッシュ・マスティフを飼おうと考えている人は、責任をもって最後まで飼えるかどうかをまず検討してみる必要があります。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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