2018年2月26日

ベルジアン・シェパード・ドッグ・タービュレンの特徴について

ベルジアン・シェパード・ドッグ・タービュレンは名前の通りベルギー原産の犬種で、4種類あるベルジアン・シェパード・ドッグのうちの一つです。

ここでは、この犬種の特徴や飼い方、また他のベルジアン・シェパード・ドッグについてご紹介します。

ベルジアン・シェパード・ドッグ・タービュレンの特徴

体高61㎝前後、体重約28㎏で大型犬に分類され、引き締まった身体をしています。

耳はピンと立っており、しっぽは垂れています。被毛は長毛で毛色はイエロー、毛先は黒くなっています。脚は長く、整った容姿をしています。

特別病弱な犬種というわけではありませんが個体によっては遺伝病をもっています。てんかんや進行性網膜萎縮症、股関節形成不全などに注意する必要があります。

ベルジアン・シェパード・ドッグ・タービュレンの性格

穏やかな性格で、明るくフレンドリーで、子どもとも仲良くすることができるので、家庭犬に適した性格だといえます。

しかし、温和な性格だけに番犬としてはあまり役に立たないといえるでしょう。

また、飼い主に対しては従順ですがいざというときには自分で行動する判断力も兼ね備えています。

優しそうなイメージを与える容姿をしていますが、頭が切れる犬種だからこそ飼育に苦労することもあります。

ベルジアン・シェパード・ドッグ・タービュレンの飼い方

ベルジアン・シェパード・ドッグ・タービュレンは日本でもブリーダーから購入することができ、またペットショップでも時折見かけることがあります。

ここではベルジアン・シェパード・ドッグ・タービュレンの飼い方についてご紹介します。

運動

ベルジアン・シェパード・ドッグ・タービュレンはもともと牧羊犬のため、運動量はかなり必要です。

安全に配慮しながら自転車での引き運動などを行いましょう。

またドッグスポーツにチャレンジするのもおすすめです。

被毛の手入れ

長毛種なので、被毛の手入れにはそれなりの時間と手間がかかります。

ダブルコートのため抜け毛が多いので、ブラッシングはできるだけ毎日行うようにしましょう。

またシャンプーも定期的に行ってください。

しつけ

とても賢くて判断力がある犬だけに、飼い主がしっかりしていないと下に見られてしまいます。

リーダーシップを発揮し、主従関係を徹底するようにしてください。

4種類のベルジアン・シェパード・ドッグ

ベルジアン・シェパード・ドッグはもともと能力を重視して作出された犬種だったため、以前は個体によって外見が大きく異なりました。

しかし作業犬としての需要がなくなり頭数が減ると、絶滅の危機を乗り越えるために4種類に分けて繁殖が行われるようになりました。

ここではベルジアン・シェパード・ドッグ・タービュレン以外の3犬種をご紹介します。

ベルジアン・シェパード・ドッグ・グローネンダール

ベルジアン・シェパード・ドッグの中でも人気の高い犬種です。

長毛で、毛色はブラックの単色のみが認められています。

ベルジアン・シェパード・ドッグ・マリノア

短毛で、毛色はフォーンで毛先だけが黒く、ブラックマスクが特徴的です。

ベルジアン・シェパード・ドッグ・ラケノア

被毛は剛毛で、カールしています。

毛色はフォーンで、マズルとしっぽの毛は先端がわずかに黒くなっています。

まとめ

ベルジアン・シェパード・ドッグ・タービュレンは非常に賢く、運動量も多い犬種です。

そのためリーダーとしてきちんとしつけをすることができ、かつ体力のある人でなければ飼い主は務まらないでしょう。

ベルジアン・シェパード・ドッグ・タービュレンを飼うときには、事前にこの犬種についての知識を深めるようにしてください。