2017年7月24日

【子犬のしつけ】成長に合わせたTo Doリスト

監修にご協力いただきました!

中井真澄先生

Waggy Smile 代表

1964年生まれ。中央大学卒業後、中学校教諭として4年間従事。

1996年に日本訓練士養成学校に入学。JKC公認訓練士及び日本警察犬協会公認訓練士の資格を修得。訓練所勤務を経て、都内動物病院内で、ドッグスクールの専属トレーナーとして勤務。

2011年6月から半年間、Londonでの語学留学を終えて帰国。帰国後『Waggy Smile』を立ち上げる。

犬のしつけは、迎えた初日からスタートします。家に着いたらまずはトイレの場所を教えて、ハウスや遊び場もしっかり区切って……。

「ええ、初日にすることって、そんなにあるの?」「その後は、どのタイミングで何を教えればいいの?」とパニックになりますよね。

こちらのページでは中井先生監修のもと、しつけ&トレーニングのTo Doリストを犬の成長順(年齢別)にまとめました。

記事も随時更新していくので、しつけに困ったらこちらを覗いてみて下さいね。


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新生児期

 眠っている子犬

子犬は2~3週目頃から目や耳、触覚などが機能し始めます。

【しつけへの順応性:—】

0~2週


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過渡期

授乳中の犬

基本的に子犬は生後3週間までが授乳期と言われています。この頃までは本能的に母犬の乳房を探し、空腹か否かに関係なく吸いつこうとします。

【しつけへの順応性:—】

2~3週


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社会期(第一段階)

母犬、兄弟犬、同胎犬とのコミュニケーションが重要となる時期。自分以外の犬との接触により、他の動物や人間へ友好的な感情を抱くようになります。
・犬社会でボディーランゲージを習得
・噛みつきの抑制の習得

【しつけへの順応性:★★★★★】

3~5週


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社会期(第二段階)

靴に噛みつく子犬

第一段階に引き続き、ブリーダーによる社会馴致が行われる時期。
・噛みつきの抑制
・トイレトレーニング
・ハウストレーニング

【しつけへの順応性:★★★★★】 

5~8週



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社会期(第三段階)

①飼い主の元で引き続き社会化馴致
②成犬で遭遇する可能性のある環境&状況などへの馴致

社会期(第一段階)で子犬は自ら犬社会におけるボディーランゲージを身に付けますが、第三段階では飼い主が子犬のボディーランゲージを理解することも重要になってきます。
・ボディーランゲージの理解
・噛みつきの抑制
トイレトレーニング(生活のマナー&ルール)
ハウストレーニング(留守番トレーニング)
・子犬との遊び方
・グルーミング&ハンドリング
・首輪、ハーネス、リード
・抱っこ散歩
・コマンドトレーニング

【しつけへの順応性:★★★★★】

8~12週


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少年期

散歩中の子犬

引き続き社会化馴致を進める時期。
・パピーパーティーなどへの参加
・散歩デビュー
・コマンドトレーニング

【しつけへの順応性:★★★★☆】

3~6ヶ月


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青年期/思春期

①性的成熟の時期(避妊&去勢)
②少年期までの行動の再構築

・散歩(引っ張り癖、拾い食いなど)
・コマンドトレーニングの強化

【しつけへの順応性:★★★☆☆】

6ヶ月~1歳ほど


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成熟期

ボール遊びをしているボーダーコリー

身体的には成熟しているが、精神面は発達段階。必要に応じて引き続きトレーニングを続ける。

【しつけへの順応性:★★★☆☆】

1歳~1歳半ほど



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成犬期

行動修正が必要な場合、トレーニング!

【しつけへの順応性:★★★☆☆】

1歳半~7歳ほど


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初老期

飼い主に撫でられているビーグル

行動修正が必要な場合、トレーニング!

【しつけへの順応性:★★☆☆☆】

7歳~10歳ほど


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老年期

10歳以降は「しつけ<スキンシップ」であることを意識しながら接してほしい時期。
・生活環境の見直し
・健康維持の適度な運動
・シニア犬の生きる活力に繋がる遊び

【しつけへの順応性:☆☆☆☆☆】

10歳以降

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