2017年12月5日

犬の食器を洗うコツとは?

愛犬の健康を守るためには、食器を清潔に保つことは重要です。

犬の食器の選び方や洗う頻度、食器を洗うときのコツについてご紹介します。

犬の食器の取り扱い方で悩んでいる飼い主の方はご参考ください。

犬の食器の選び方

犬の木製のお皿が置かれている様子 犬のグッズを取り扱っているショップに行くと、さまざまな種類の犬の食器が並んでいます。

食器を選ぶときには形やデザインも大切ですが、洗いやすさも重要なポイントです。

ここでは洗いやすい犬の食器の選び方をご紹介します。

洗いやすい食器

洗いやすい食器を選ぶポイントは素材です。汚れが取れやすい素材のものを選べば、食器洗いにかかる時間を短縮する事が出来ます。

お勧めの材質はステンレス製で、多くの飼い主が、犬にステンレス製の食器を使用しています。

簡単に洗えるだけでなく、持ち運びや耐久度にも優れています。

ただし、軽いステンレス製の食器にはひっくり返りやすいという欠点があります。

やや重めの食器を使いたい方には陶器の食器をお勧めします。こちらも手軽に汚れを落とすことができます。

早食い防止の食器を使うなら

愛犬の早食い防止に、食器を利用している飼い主もいると思います。

早食いすると満腹感を感じにくいので、肥満のリスクや消化器官にも負担が大きくなります。

早食いの防止も重要ですが、早食いを防止する目的に作られた食器は、中に突起があるものや、変わった形状の物が多く洗いにくい欠点があります。

こういった製品を使う場合は、特に念入りに洗う必要があります。

犬の食器は小まめに洗うのが大切

食器の前に犬が立っている様子 犬の食器は、人間の食器と同様に毎回洗ってあげましょう。

ドライフードを与えている飼い主の方の中には、そのままフードをつぎ足す方も居るのではないでしょうか。

食器に食べ残しがある状態にしておくと、細菌が繁殖します。

これによって体調を崩す犬は少なくありません。食器で細菌が繁殖していると新しいフードもあっという間に細菌だらけになってしまいます。

食器がぬめぬめしていたら、それは細菌がバイオフィルムという膜を作っている証拠です。

愛犬の健康のためにも、食器は小まめに洗うようにしてあげてください。


犬の食器を洗うときのコツ

食器を洗っている様子 食器を洗うときに使用する洗剤とスポンジの説明をします。

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好みのものを使用して頂いて問題ありませんが、犬用の食器用と人の食器用は分けるようにしましょう。

ぬめぬめを落とすのが難しい際には、メラニンスポンジがお勧めです。

洗剤
可能であれば、犬用の洗剤を用意することをおすすめします。

理由として、人の食器用の洗剤が食器に残ってしまうと、愛犬の身体に悪影響を及ぼす可能性が挙げられます。

もし人の食器用の洗剤を使う場合には、洗剤がしっかりと落ちるまで丁寧にすすいであげるようにしてください。

洗うときに食器に脂っぽい汚れがついていたら、お湯で洗ってください。水で洗うよりもきれいに汚れが落ちます。

しかし、お湯で洗った場合でも殺菌効果があるわけではありません。

殺菌と定期ケア
殺菌を行いたい方は、沸騰させたお湯を使いましょう。

そして、時々行うケアとしておすすめしたいのが「クエン酸洗浄」です。

酸性のクエン酸で洗うことによって、アルカリ性の細菌を中和してしっかり落とすことができます。

毎回行う必要はありませんが、定期的に行うことで食器を清潔に保つことができます。

まとめ

綺麗な食器の前で犬が嬉しそうな笑顔を浮かべている様子 愛犬の健康の為には、生活環境や食事だけでなく食器も洗う必要があります。

食器を洗う時間を捻出するのが難しい飼い主の方には、お皿にサランラップを使用してドッグフードを与えた後にサランラップを捨てる等、清潔に使えるように工夫してあげましょう。

愛犬の健康の為に、少しでも清潔で長生きできる生活を心掛けてあげてください。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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