2017年12月3日

愛犬に合った首輪選びのコツ

犬の首輪は色々な種類のものが販売されているので、どれを買えばいいのか迷ってしまうと思います。

つい可愛らしいデザインのものを買いたくなってしまいますが、大切なのは愛犬に合った首輪を選ぶことです。

ここでは犬の首輪の素材や種類、および愛犬に合った首輪の選び方をご紹介します。

犬の首輪の素材

首輪をつけた黒い犬 首輪の素材としては革やナイロン、布、金属の鎖などが挙げられます。

革、布、ナイロンは時間が経つと徐々に劣化してくるので、散歩中にいきなり切れてしまう可能性があります。

また、革は水に弱くカビが生えやすいので常に清潔にしておくことが大切です。

耐久性があるのはやはり金属の鎖ですが、皮膚が弱い犬には向きません。また、金属アレルギーを持つ犬もいるので注意が必要です。

犬の首輪の種類

飼い主を見上げるビーグル 犬の首輪には7つの種類があります。それぞれの特徴をみていきましょう。

ベルト

ベルトは最も一般的な首輪で、人が使用するベルトと同じ構造をしています。迷ったらこのタイプを選ぶことをおすすめします。

バックル

プラスチック部分でカチッと留められるタイプで、素材は布です。比較的安価なのがメリットですが、犬が噛むと壊れやすいのが難点です。

チェーンチョーク

鎖タイプの首輪で、引くと首が締まります。効率よくトレーニングをするのに適していますが、素人が使うのはやや難しいようです。

ハーフチョーク

半分が鎖、半分が革や布でできているタイプのチョークです。チェーンが直接犬の肌に当たらず、肌の弱い犬にも使えるのがメリットです。

マーティンゲール

チェーンチョークと似ていますが、鎖の代わりに布やナイロンを使用しています。すべての犬に使用可能で、欧米でポピュラーなタイプの首輪です。

スパイクチェーン

首輪の内側にとげとげとした突起がついているタイプで、引っ張ると犬が噛まれたような感覚に襲われます。トレーニング用の首輪なので、普段使いにするのはやめましょう。

ジェントルリーダー

口に巻いて使用するタイプの首輪で、こちらもトレーニング用に作られています。効果的なトレーニングができますが、着用を嫌がる犬も少なくないようです。


犬に合った首輪の選び方

首輪を咥える犬 首輪を選ぶときに最も重要なのはサイズで、サイズが違うものを選ぶと、いきなりスポっと抜けてしまったり、犬が苦しい思いをしてしまったりします。

首輪を選ぶときには首周りと頭回りを測って適切なサイズのものを選びましょう。

着用したときに指2本入るくらいの余裕があるくらいのサイズが目安です。

これから成長する子犬には、調整しやすいバックルタイプがおすすめです。

耐久性も大事なポイントです。特に、力のある大型犬の飼い主は、耐久性の高い首輪を選ぶ必要があります。

なお首輪は経年変化するものなので、劣化してきたら新しいものに変えてください。

また、犬種によっても適切な首輪は異なります。サイズの小型犬には重い首輪は負担が大きいため、できるだけ金属を使用していない首輪が良いでしょう。

また、長毛種は毛ずれを起こしやすいためチェーンチョークはおすすめしません。

そして、最後に首輪を使う目的です。

トレーニング中の犬であれば、チェーンチョーク、ハーフチョーク、マーティンゲール、スパイクチェーン、ジェントルリーダーなどのトレーニング用の首輪を使用するのもよいでしょう。

普段用とトレーニング用に2種類用意しておくのがおすすめです。

まとめ

散歩する犬と飼い主 首輪選びを間違うと、散歩中に首輪が外れてしまうなど思わぬ事故につながりかねません。

首輪を購入するときには、首輪の素材や種類、それぞれの特徴をしっかりと把握したうえで愛犬にとって最適なものを選んであげてくださいね。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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