2017年12月30日

最近よく見る「犬用靴下」ってどんな意味があるの?

犬用の靴下をお店などで見たことがある飼い主は方は多いのではないでしょうか。

なぜ靴下を履かせているのかと不思議に思うかもしれませんが、実は犬用靴下にはいろいろなメリットがあります。

ここではそんな犬用靴下についてご紹介します。

犬用靴下のメリット

Screenshot of store.docdog.jp

参考サイト:docdog ONLINE STORE
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まずは、犬に靴下を履かせるメリットをご紹介します。

防寒

寒さに強いイメージのある犬ですが、冬に防寒が必要な点においては人間と変わりません。

特に幼犬や老犬は寒さに弱いため、しっかりと寒さ対策をしてあげる必要があります。

靴下を履かせれば地面の冷えから足を守ることができるので、冷えが原因の体調不良を防ぐことができるので、家の中だけでなく、外出時にも重宝します。

防熱

犬用靴下は防寒だけではなく防熱にも有効です。

夏の気温が高い日は地面も熱くなっており、特にアスファルトはかなりの高温になっています。

そのため、素足で散歩させてしまうと愛犬が足を火傷してしまいます。犬用靴下は、この熱さから愛犬を守る目的でも使用できます。

もちろん犬用靴下を履かせるだけではなく、涼しい時間帯に散歩するなどの対策も忘れないでください。

滑り止め

最近の住宅は床がフローリングになっている洋室が主流ですが、滑りやすいフローリングの上を歩かせると足腰に大きな負担がかかってしまいます。

この負担が大き過ぎると、小型犬に多い「膝蓋骨脱臼」や大型犬に多い「股関節形成不全」になりかねません。

また、ダックスフンドのような胴長短足の犬の場合は「椎間板ヘルニア」にも注意が必要です。床がフローリングでも、犬に靴下を履かせていれば滑りにくくなります。

肉球保護

床に寝転んだ犬の足に靴下が装着されている様子 犬は走ったり飛び跳ねたりするのが大好きなため、いつの間にか肉球に傷がついてしまっていることがあります。

また、足を引きずりがちな老犬も肉球を怪我しやすいといわれています。そんなとき、犬用靴下を履かせれば大事な肉球を守ってあげることができます。

肉球は一度怪我をすると治るまでに時間がかかるので、しっかりと保護してあげてください。

犬用靴下のデメリット

上でご紹介したようにたくさんのメリットがある犬用靴下ですが、やはりデメリットもあります。

一番のデメリットは、やはり犬が靴下の着用を嫌がるということが挙げられます。犬にとっては素足で生活するのが当たり前なので、嫌がるのも無理はありません。

しかし、嫌がるときに無理やり履かせようとすると余計に抵抗感が強くなってしまいます。

靴下を履かせながらおやつを与えたりすることで「靴下を履くといいことがある」というイメージを少しずつ作り上げていってください。

くれぐれも無理強いすることのないように注意しましょう。


犬用靴下の選び方

犬が靴下をはいている様子 ここでは犬用靴下の選び方のポイントをご紹介します。

サイズ

サイズがあっていないと履き心地が悪く、また歩いている最中に脱げることがあります。なんとなくの感覚で選ぶと失敗することが多いので、正確にサイズを測定するようにしてください。

素材

犬は肉球から汗をかくため、靴下の中が蒸れてしまうことがあります。できるだけ通気性の良い素材で作られた犬用靴下を選んであげましょう。

用途

どのような目的で靴下を履かせるかによっても選び方がかわってきます。防寒が目的であれば厚手であたたかいもの、滑って怪我をするのを防止するためであれば滑り止めが付いたものなど、用途に合わせて選びましょう。

まとめ

犬と飼い主がお揃いの靴下をはいている様子 犬用靴下にイマイチ馴染みがないという方もいると思いますが、寒さから守れるなど多くのメリットがあります。

最近では犬用グッズを販売している多くのショップで取り扱っているので、愛犬に合った犬用靴下を選んであげてください。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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