2017年12月21日

子犬が夜鳴きするワケは?理由と対策を解説

新しく迎えた子犬が、夜鳴きをして困っている飼い主の方は少なくないのではないでしょうか。

何時間も鳴き止まないケースもあり、翌朝には仕事がある、という家族にとって深刻な問題です。

そもそも、どうして子犬は夜鳴きするのでしょうか?ここでは子犬が夜鳴きする理由と、すぐに実践できる鳴き止ませる対策を解説します。

子犬が夜鳴きする時に考えられる理由とは?

①寂しい気持ちの表現

上に向かって鳴く子犬 生後3か月を過ぎた頃の子犬といえば、基本的な犬の生活を覚えたばかりの時期です。

右も左も分からない場所に突然連れてこられたら、人間でも寂しくて泣いてしまいます。

それと同じように子犬も、夜ひとりきりにされたら寂しさから夜鳴きするのです。

犬はもともと集団生活をする性質があります。

鳴くことで自分の感情を表現するので、子犬が鳴く理由をしっかり理解してあげることが大切です。

②環境に慣れていない

4匹の子犬 新しい家族の元へやってきた子犬にとって、いままで暮らしてきた場所とは違う所で暮らすのはストレスを感じる場合があります。

また狭すぎる、広すぎるといった物理的な環境への不慣れも夜鳴きさせる原因になります。

子犬がソワソワしてあまり落ち着けないようであれば、クレートを使って、子犬のためだけの静かな空間を作ってあげるのが効果的です。

環境に慣れない場合にはまず、子犬が安心できる環境を整えるのが最優先です。

③体力が余っている

大きなボールで遊ぶ子犬 日中、仕事のため犬の相手をしてあげられない場合などに考えられます。

特に子犬は、人間の想像している以上にエネルギーを持っています。

そのため一日中、家の中で留守番している子犬の体力が有り余って、寝られないのかもしれません。

子犬を夜ぐっすり眠らせるためには、十分な運動量が必要です。

④体調不良

ボールで遊ぶ2匹のゴールデンの子犬 子犬の夜鳴きする理由は、寂しい・甘えなどが多いです。

しかし時には、お腹が痛いなどの体調不良が理由である場合もあります。

家族に迎えたばかりの頃は、子犬の異変が分からないこともあると思います。

明らかに様子がおかしい、ぐったりして食欲がないといった症状があったら、体調不良による夜鳴きです。

こまめに様子を見て、あまりひどい場合は動物病院に連れていきます。

夜泣きが続くことで起きる注意点

飼い主と散歩する子犬 新しい家族に迎えた可愛い子犬ですが、夜鳴きが毎晩のように続けば色々な問題が起こります。

例えば、飼い主の寝不足や近所からの苦情などがあります。

初めて犬を飼う飼い主は、夜鳴きする子犬を可哀想に思い、鳴き声を聞きつけてすぐに飛んでいく、あるいは同じベッドでずっと一緒に寝たりするかもしれません。

しかし間違った夜鳴き対策をすると、子犬との信頼関係を失い兼ねません。

そこで夜鳴き対策は、子犬が夜鳴きする理由や犬種によって使い分けるのがオススメです。

次に、子犬の夜鳴きを止める対策方法を解説します。


子犬の夜鳴き対策方法

夜鳴きする子犬には基本的に「構わない」というのが、効果的な対策です。

しつけの点から見ても、夜鳴きするたび子犬の元へ飛んでいくのはあまり好ましくありません。

子犬のしつけは、人間の子供のしつけと通じるところがあります。

子犬は、どこまでワガママをきいてくれるか、飼い主の様子を見ているのです。

寂しさ、甘えからくる夜鳴きの場合、期日を決めて飼い主と同じベッドで寝るのもひとつの方法です。

あるいはケージの近くで飼い主か家族が添い寝してあげると、子犬は安心することができます。

子犬の体力が有り余っているようなら、散歩時間を少し長くする、子犬が遊べる広い場所で体を動かしてやるという方法もあります。

まとめ

しゃぼん玉で遊ぶ子犬 子犬を新しい家族として迎えるのはとても嬉しいことですが、飼い主を悩ませる問題も避けては通れません。

飼い主の悩みの中で多いのが、夜鳴き。家にやってきた初日から、何カ月も夜鳴きに悩まされる家庭もあるようです。

夜鳴きは本当に困る問題ですが、子犬の夜鳴きにはちゃんとした理由があります。

根気強く付き合ってあげれば、個体差はありますが必ず夜鳴きは解消できます。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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