2018年5月12日

犬と遊ぶときに知っておきたい注意点について

犬と遊ぶ時間は、飼い主にとっても楽しい時間なのではないでしょうか。

ここでは、犬と遊ぶ時に知っておきたい事や注意点について解説します。

犬と遊ぶことの意味

屋外で犬と遊んでいる様子 犬にとって、飼い主と遊ぶことは楽しい事であり、ストレス解消でもあります。

飼い主にとっても、癒される時間だけでなく、コミュニケーションを取り、上下関係を身に付ける、信頼関係を深めるのに大切な時間でもあります。

犬の本能を刺激して、ストレスを上手に解消しながら優しくしつけしましょう。

犬と遊ぶ時の注意点

犬と少年 ここでは、犬と遊ぶ時の注意点についてご紹介します。

開始と終了は人が決める

遊ぶ時は「遊ぼう」など決まった声かけをしてオモチャを見せるなどして誘ってみましょう。

終わりのタイミングも必ず人が決めて、「終わり」など同じ言葉を掛けて終えます。

もっと遊びたいと駄々をこねても無視して、関係を上手にコントロールしましょう。

最後には人が勝つようにする

加減をみながら引っ張りあい、最後には人が勝つようにすると犬は飼い主を自分より強いと認識します。

こうして自然に上下関係を身に付ける事が可能になってきます。

しかし、いつも負けていると楽しさを感じられなくなってしまうので、時々は犬に勝ちを譲って喜ばせてあげる工夫も必要です。

加減を見ながら遊んであげましょう。

かむのはオモチャのみ

オモチャ以外に人の手や指を噛むような事があれば必ずオモチャを取り上げて、犬が触れない高い所に置くなど分別をつけさせるようにしましょう。

最初は分からないかもしれませんが、オモチャ以外をかんだとき何度も根気よく同じことをすれば犬もいずれは理解出来ます。

しつけは焦らず気長に行うようにしましょう。

例外はなく必ずというルールでしつける事が大切です。


室内で遊ぶ

犬がおもちゃを噛んでいる様子 ここでは、室内で遊ぶ際の注意点についてご紹介します。

引っ張りあいこ

オモチャやロープ、何か噛みつきやすいものを犬の前でちらつかせると、犬は狩猟本能から口にくわえます。

軽く引っ張りあいをしてみると、犬は喜んで引っ張り返してくれます。

歯が生え変わっていない子犬の場合には、時々ロープや布のほつれが犬の歯に引っ掛かってしまう事があります。

少し口元に注意をして、糸が引っ掛かってしまった時は無理に引っ張らないように、犬を落ち着かせた後、糸を外してあげましょう。

誤飲防止の為にも、ほつれた糸やボタン等はあらかじめ切っておく事が大切です。

ただし、洋服の袖口やズボンの裾をくわえて引っ張りあいこをしようとするときは、しっかりと犬に分かるように叱る事も大切です。

オモチャで追いかけっこ

小型犬や子犬の場合、オモチャで追いかけっこも楽しいでしょう。

オモチャを犬の目の前で小動物の動きに似せて動かし、犬が興味を持ったら取れそうで取れない距離で動かしていきます。

夢中で追いかけて来たら、おもちゃを背中や毛布の中に隠したり、オモチャを軽く投げて取って来させたりします。

犬がオモチャを見つけ持ってくるタイミングで「おいで」と呼び、戻ってきたらしっかりと褒めてやり、「おいで」のしつけもしておきましょう。

どっちの手にあるか?

犬の好きなおやつを用意して、お座りをさせ、片手におやつを握ってどっちの手にあるか当てさせます。

じゃんけんのグーのイメージで甲を上にして探させましょう。

犬はグーの手を開かせようと頑張るので、その時は見つけた事をしっかりと褒めておやつをあげましょう。

このとき「お手」や「お座り」のしつけをするのも良いでしょう。

屋外で遊ぶ

屋外で犬が遊んでいる様子 ここでは、屋外で遊ぶ際の注意点についてご紹介します。

ボールやフリスビー投げ

運動量の少ないシーズーやパグには若干不向きですが、プードルやコーギー、中・大型犬は大好きな遊びです。

このとき投げるボールは誤飲を避ける為にも、体型にあったものを選ぶようにしましょう。

また遊ぶ場所は出来るだけドッグランなどの決められた場所を選ぶか、必ず伸縮性のあるロングリードなどを付けて遊ばせるようにしましょう。

周囲の人や犬とぶつかったりしないように、安全に十分な配慮が必要です。

フリスビーなどのプラスチック製品が割れる、亀裂が出来るなどすると、犬がくわえたとき口元を切ってしまう危険があるので、素材や道具の状態にも十分な注意が必要です。

犬の運動量

犬が外で運動をしている様子 犬種によって異なりますが、犬の健康を考えると、大型犬の成犬は毎日の散歩で30分以上の運動時間が理想的です。

しかし、犬も年齢と共に体力が衰えてくるので、年齢も考慮して運動をさせる事が大切です。

また、犬種などによって股関節や腰を痛めやすい場合など、注意が必要な運動や歩く速さも異なります。

炎天下などでは小型犬の体力の消耗が激しいので、屋外での散歩は短めにして、室内で遊ぶ時間を確保してやると良いでしょう。

また自然の中で遊ばせるのは、何よりストレスの発散にもなります。

自然に触れさせてあげるようにすれば、犬もリフレッシュできるのではないでしょうか。

まとめ

犬がこちらに向かって走ってくる様子 犬と遊ぶときのコツや注意点についてご紹介しました。

犬を観察し、周囲の安全に十分配慮しながら、しっかりとコミュニケーションを取って楽しく信頼関係を築く時間にしてみてください。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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