2018年4月11日

愛犬に合った『エリザベスカラー』の選び方

愛犬が怪我をした際に、エリザベスカラーを付けた事があるかもしれません。

怪我した場所を、犬が舐める等して悪化させないようにつけるものなので、不憫な気持ちになりながらも可愛さを感じてしまうかもしれません。

病院でもらえるエリザベスカラーは透明や白のシンプルなものが多いですが、エリザベスカラーは様々な色や素材があります。

今回は、愛犬に似合うエリザベスカラーの色の選び方と、様々な形のエリザベスカラーをご紹介します。

愛犬に合うエリザベスカラーの色

青いエリザベスカラーを取り付けた犬が伏せている様子 色というのは、組み合わせ次第で印象が大きく異なります。

色に対する感覚は、生まれ持ったセンスと思われている方が多いかもしれませんが、相性の良い色の組み合わせは決まっています。

実店舗でエリザベスカラーを購入する際には、愛犬の身体に近付けて選ぶ事が出来ますが、ネットで購入するときはそれも難しくなります。

愛犬と相性の良い色を知る

比較的明るい毛色(黄色がかった茶色、薄いグレー、茶色)は、明るい色相が似合います。

反対に、黒やこげ茶色など暗い色の犬には、濃い色のエリザベスカラーが似合う事が多くなります。

また、毛色だけでなく、目の色と合わせるのもおすすめです。

具体的に、犬がどういった色が似合うかについては、個体によって異なります。

重要なのは、色の組み合わせと、彩度と明度の調整になります。

基本さえ抑えれば、それほど難しくないので詳しく知りたい方は調べてみる事をオススメします。

様々なエリザベスカラーの形

透明のエリザベスカラーを付けた犬が伏せている様子 ここでは、様々なエリザベスカラーの形についてご紹介します。

ベル型

一番オーソドッグスなタイプなので、エリザベスカラーを思い浮かべる時に最も多い形ではないでしょうか。

他にも、ベル型やラッパ型、メガホン型とも呼ばれます。

頭の動きをしっかり抑えてくれるので、体を舐める、足で耳を掻くといった行動を防止するにも効果的です。

しっかりガードしてくれますが、愛犬への負担が大きいのが難点だと言えます。

ご飯を食べるのも水を飲むのも普段通りにはできないので、飼い主がしっかり見守ってあげる必要があります。

ドーナツ型

ベル型のエリザベスカラーより、愛犬への負担が少ないものを選びたいという飼い主におすすめなのがドーナツ型のエリザベスカラーです。

飛行機に乗る時に、空気で膨らませる枕を使うことがありますが、ドーナツ型のエリザベスカラーはそれに似た形をしています。

ウェア型

エリザベスカラーは、愛犬が傷ついた自分の体を舐めたり、痒い場所を掻きすぎたりすることを防止するための器具です。

この効果を逆転の発想で実現させたのがウェア型で、その名の通り洋服になります。

正確にいうとエリザベスカラーではありませんが、舐めて欲しくない、掻いて欲しくない部分を守ることができます。

愛犬にとって負担が少なく、理想的なように思えますが、ウェア型で守れるのは、胴体の部分など服で隠れる部分だけになります。

手足や耳などは守ることができないので注意しましょう。


負担の少ないエリザベスカラー選び

エリザベスカラーを付けたチワワ エリザベスカラーを選ぶ時に最も重要なサイズ選びですが、首回りにぴったり合うサイズを選んであげるようにしましょう。

守りたい部分に舌が届くとエリザベスカラーの効果が期待できなくなります。

犬のマズル(鼻)の長さもポイントで、ダックスフンドやコリーのようなマズルの長い犬は、幅が広めのエリザベスカラーが必要です。

まとめ

エリザベスカラーを付けて散歩をしている犬 いつもと同じように動くことができないエリザベスカラーは、犬にとって少なからずストレスを与える事になります。

しかし、負担の少ないオシャレなエリザベスカラーを選んであげる事で、愛犬も飼い主も傷が治るまでの期間をポジティブに過ごす事が出来るのではないでしょうか。

この記事が気に入ったら
Qpetに「いいね!」しよう

文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


合わせて読みたい


  • もしもマガジン Qpet協力ドクターの紹介
  • PAGE TOP