2017年10月12日
【アンケート】“赤ちゃんと愛犬のご対面”は上手くいった?
インターネット上の動画では赤ちゃんと犬が仲良く過ごす作品に人気があり、見られた事がある方も多いのではないでしょうか。
テレビなどで取り上げられるケースもあり、「子守をする犬」「不思議なコミュニケーションをとる赤ちゃんと犬」「赤ちゃんを守る犬」など、微笑ましいものが多く見られます。
しかし、実際に愛犬がいる家庭では赤ちゃんと犬の対面は課題のひとつと言っていいでしょう。
「“赤ちゃんと愛犬のご対面”は上手くいった?」というアンケートの回答には経験者の声が多く寄せられています。これから犬をお迎えするか考えている方、愛犬と暮らしていてこれから赤ちゃんが誕生する予定がある方はご参考ください。
■調査概要
実施会社:株式会社F.LIGHT(Qpet編集部)
調査方法:インターネット調査
調査期間:2017年4月19日〜4月26日
調査対象:20歳以上の犬を飼っている男女
有効回答数:男性40名、女性60名 計100名
実施会社:株式会社F.LIGHT(Qpet編集部)
調査方法:インターネット調査
調査期間:2017年4月19日〜4月26日
調査対象:20歳以上の犬を飼っている男女
有効回答数:男性40名、女性60名 計100名
「うまくいった」「どちらかというとうまくいった」が優勢
全国の男女を対象として実施された「“赤ちゃんと愛犬のご対面”は上手くいった?」というアンケート調査は、「はい」が55%、「いいえ」が45%という結果でした。どちらかというと「はい」が優勢のようですが、「愛犬のほうは興味津々だったが赤ちゃんは無反応だった」というケースも見られます。
それでは、「うまくいった」とした方々の具体的なコメントを見てみましょう。
いざとなると人間より犬の方がずっと大人でした。愛犬の方が長く家にいるので「守るべき小さいものがきた」という感じだったようです。
(40代/女性/専業主婦(主夫))
私に抱かれた子供。夫が傍にいる犬という形で出会い、子供が泣くこともなく、犬はきちんと座って受け入れた感じだった。
(60代/女性/個人事業主)
犬のほうは、すっごい赤ちゃんのニオイを嗅いでいて、赤ん坊の方は別に気にしていないようでした。
(50代/男性/専業主婦(主夫))
赤ん坊は赤ん坊で小さい頃から動物が好きで恐がらずに触ったりしていました。
犬は犬で家族が可愛がっているということを認識できていたようで、近くに来てはペロペロなめたり、そのうち一緒に添い寝して昼寝するようになるなど可愛かったです。
最初は愛犬が焼き餅を焼くかと思いましたが良かったです。
(50代/男性/公務員)
実際に愛犬が赤ちゃんにやきもちを焼く例は多いようで、反発を示す可能性は認識しておく必要があります。(40代/女性/専業主婦(主夫))
私に抱かれた子供。夫が傍にいる犬という形で出会い、子供が泣くこともなく、犬はきちんと座って受け入れた感じだった。
(60代/女性/個人事業主)
犬のほうは、すっごい赤ちゃんのニオイを嗅いでいて、赤ん坊の方は別に気にしていないようでした。
(50代/男性/専業主婦(主夫))
赤ん坊は赤ん坊で小さい頃から動物が好きで恐がらずに触ったりしていました。
犬は犬で家族が可愛がっているということを認識できていたようで、近くに来てはペロペロなめたり、そのうち一緒に添い寝して昼寝するようになるなど可愛かったです。
最初は愛犬が焼き餅を焼くかと思いましたが良かったです。
(50代/男性/公務員)
しかし、「スムーズに赤ちゃんと愛犬が仲良くなった」という家庭ではおおむね穏やかな対面だったとのことです。
これには、愛犬の性格が強く影響していると考えられます。
愛犬と赤ちゃんの対面が「うまくいかなかった」45%
赤ちゃんは好奇心旺盛な態度で積極的に関わろうとしましたが、犬のほうが怖がってしまい、逃げてしまいました。
(30代/男性/正社員)
犬は普通でしたが赤ちゃんが怖がっていたのでうまくはいきませんでした。
(10代/男性/学生)
赤ちゃんが生まれてから、我が家のアイドル的存在だった愛犬は、すっかり元気をなくしてしまいました。
夫が帰宅すると必ず愛犬の名を呼んだのに、息子が生まれてからは息子の名を呼ぶようになったせいだと思います。
部屋の隅っこの方でシュンとしていたのを今でも覚えています。
(50代/女性/専業主婦(主夫))
噛み付きはしなかったが、吼えたり唸ったりしていた。かなり嫉妬していた。赤ちゃんはなぜか無反応だった。
(30代/女性/派遣社員)
赤ちゃんと愛犬、どちらか一方が好意を示すだけでは「仲良し」にはなれません。愛犬の性格だけでなく赤ちゃんのタイプにも左右されますから、双方を脅かさない対面の形をとる必要がありそうです。(30代/男性/正社員)
犬は普通でしたが赤ちゃんが怖がっていたのでうまくはいきませんでした。
(10代/男性/学生)
赤ちゃんが生まれてから、我が家のアイドル的存在だった愛犬は、すっかり元気をなくしてしまいました。
夫が帰宅すると必ず愛犬の名を呼んだのに、息子が生まれてからは息子の名を呼ぶようになったせいだと思います。
部屋の隅っこの方でシュンとしていたのを今でも覚えています。
(50代/女性/専業主婦(主夫))
噛み付きはしなかったが、吼えたり唸ったりしていた。かなり嫉妬していた。赤ちゃんはなぜか無反応だった。
(30代/女性/派遣社員)
また、愛犬が赤ちゃんに嫉妬した場合「唸る」「威嚇する」などの攻撃性を示す場合があります。
愛犬に「赤ちゃんは愛犬の居場所を奪う存在ではない」「家族の一員」と理解させられない場合は、居住スペースを分けるなどの工夫が必要になるでしょう。
まとめ
「愛犬」として愛されている場合でも、昔は狩猟などで活躍していた犬種は多くいます。これに対して赤ちゃんは極めて無力なので、対面が上手くいかなかった場合は、居住スペースを分け、少しずつ慣れさせましょう。
赤ちゃんと愛犬が穏やかに共存できる環境作りを心掛けるようにしましょう。
文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。
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