2018年4月17日

中型犬は飼いやすい?中型犬を飼うと気がつく毎月のお金や抜け毛のコト

犬を飼い始める前には事前に情報収集をして、万全な体制で迎えようと準備すると思います。

しかし実際に家に迎え入れると、そう教科書通りにはいかないものです。

小型犬ならすぐ対処できることでも、中型犬となると大変なこともしばしば。

今回は中型犬を飼うと気づくことをご紹介したいと思います。

気づくコト①排泄物の処理

雪の中の柴犬 犬を飼い始めて最初に教えなくてはならないのは、糞・尿をする場所です。

初めは部屋のどこででも排泄してしまうのですが、犬は賢いもので、ものの1週間ほどで覚えてしまいます。

またオスの犬の場合は足をあげずにおしっこをすることも覚えます。

教えた場所でトイレをしたという行為に最初は感動し、かわいくてしょうがないでしょう。

しかし、問題は体が大きくなってからです。当たり前のことですが、体が大きくなると糞・尿の量が増えます。

となると子犬のころ使用していたおしっこマットでは量が追い付きませんし、勢いも強くなるため飛び散ってしまいます。

トイレ周りの汚れが激しくなり、臭いもきつく感じるようになります。

気づくコト②金銭的な負担

花の中のコッカー 中型犬を飼うことを決意して家に連れてきたとしても、じわじわダメージが大きいなと感じてくるのは金銭的な負担ではないでしょうか。

もちろん家に連れて帰った時は身体が小さく、ドッグフードの量やおやつは少量で済みます。

しかし小さな体でいてくれる期間はそう長くなく、あっという間に成犬に近い大きさまで成長してしまいます。

この時に気づくのが、ご飯の量が増えドッグフードやおやつの購入サイクルが早くなってきたなということです。

よく食べるし、中型犬のドッグフードは小型犬用に比べると割高だし、回転率が速くなればなるほどコストがかかります。

また、フィラリアの薬は体重によって服用する量がかわりますので、小型犬に比べて割高となっています。

わずかと言えばそれまでですが、1年の間の6ヶ月は飲み続けないといけないので大きな出費となることには間違いありません。


気づくコト③体力が有り余る

こちらを見る柴犬 飼い始めの子犬のころはその愛らしさから、積極的に遊ばせたり散歩に出かけたりするものですが、これが毎日朝・夕のこととなると都合がつかなかったり、面倒になったりしてしまうものです。

小型犬であれば家の中を走らせてストレス発散をさせて上げれますが、中型犬はそうはいきません。

家の中では運動量が足りないのです。なるべく1日1度は外に出してあげるようにしたいところです。

また散歩も手短にという訳にはいかないのが、中型犬を飼って大変さを実感するところでしょう。

気づくコト④抜け毛の量

ボールで遊ぶコーギー これは犬種にもよりますが、なんといっても抜け毛の量が多く掃除が大変です。

1日でも掃除機をかけ忘れると、廊下や部屋の隅に毛がこんもり溜まってしまいます。

絨毯やブランケットには毛が刺さってしまい、何度もコロコロを繰り返しかけても取れないこともしばしば。

掃除が終わった矢先に犬がブルブルッと体をゆすったり、足で首元をかいてしまえば、またあっという間に毛だらけです。

初めて犬を飼う人は驚き、掃除に気が遠くなると思います。

小型犬ももちろん毛は抜けますが、中型犬となればその量は小型犬の倍以上です。

まとめ

犬を飼うということは、道具や環境を整えるといった事前準備も大切ですが、どのような状況に陥るか最悪のケースを頭に入れておく方ことも大事です。

とはいえ、いくら構えていても、いざ飼い始めるとシナリオ通りにはいかないものです。

それが犬を家族に迎えるという事なのです。

少しでも気持ちよく愛犬と暮らせるよう、自分はどの犬種となら相性良く暮らせるかよく検討したうえで犬種を選び、迎え入れてあげて欲しいと思います。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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