2018年6月19日

【無料で便利】愛犬用の服の型紙がダウンロードできるサイト5選&初心者向けハウツー本

最近は愛犬の服にこだわりを持っている方が多く、ハンドメイドに挑戦する飼い主さんも増えてきました。

その際に悩むのが型紙の準備……「無料の型紙をダウンロードするか」「実寸大の型紙つきのハウツー本を買うか」の二択で迷うのではないでしょうか?

実は意外と忘れられがちな”第三の方法”があることも含め、それぞれハンドメイド初心者の飼い主さんにおすすめなサイトや書籍を以下の流れでご紹介していきます。

①犬服型紙ダウンロードサイト5選(無料)
②犬服の型紙付きおすすめ書籍(有料)
③既存の服を型紙にする方法(無料)


※画像をクリックすることで指定のページへジャンプします

【犬服の型紙の入手方法①】無料の犬服型紙サイトを活用!


▼この方法はこんな方におすすめ!
・PCとプリンターを持っている
・ある程度作りたいデザインが決まっている
・生地に費用をかけたい

まずA4〜A3用紙が使えるプリンターが必要ですが、持っていなくてもコンビニのネットプリントなどのサービスを利用すればOKです。

「ノースリーブで、フードのついた…」など、具体的なデザイン案があるなら検索すればすぐに型紙が見つけられます。

犬服の型紙を配布しているサイトには有料、無料、またはデザインによって料金の有無が変わるところなどがあります。

ここでは、無料の型紙も配布されているサイトをご紹介します。

無料の犬服型紙サイト1:クロバー

Screenshot of www.clover.co.jp

編み物や手芸、ソーイングなどが好きな人のためのサイトで、犬服だけではなく手芸全般を対象にしています。

ペット雑貨に関しては、フードベストやデニムのベスト、リバーシブルカバーコートなどがあります。

また、こちらのサイトでは浴衣の型紙レシピも手に入るのが嬉しいところです。

SサイズとMサイズの2種類があるので、愛犬に合ったサイズのものを選んでみてください。

浴衣の型紙はこちら
ゆかたSサイズ
ゆかたMサイズ

無料の犬服型紙サイト2:MOKA&SORA

Screenshot of dogsewing.web.fc2.com

愛犬用のノースリーブニットを作ってみたいという人におすすめしたいのがこちらのサイト。

ダウンロードしてプリントアウトするだけで簡単に型紙が無料で手に入ります。また、ここではフードの付け方やスカートの付け方、サイズの直し方なども紹介しています。

犬服を作ったけれど、少しだけ合わないからお直ししたいという人はぜひチェックしてみてください。

無料の犬服型紙サイト3:Love Like Dachs!!

Screenshot of www.lovelike-dachs.com

ダックスフンドは胴長短足のため、市販の小型犬の犬服は着られないことがあります。

そんな飼い主の方にお勧めなのが、こちらの公式サイトです。

ダックスフンド用のアウトドアベストの型紙が無料で手に入るだけでなく、ダックスフンド関連の様々な情報を提供しています。

これからダックスフンドを飼いたいと考えている人はダックスフンドのしつけで悩んでいる方にお勧めのサイトです。

無料の犬服型紙サイト4:そーいんぐ.com

Screenshot of fjx.co.jp

こちらのサイトでは小物やアクセサリー、子供服など幅広いグッズの型紙レシピを提供しており、わんちゃんグッズのレシピもここで手に入れることができます。

レインコートやバスローブ、ベスト、お散歩バッグなどの作り方を知ることができます。

無料の犬服型紙サイト5:milla milla

Screenshot of www.millamilla.jp

milla millaでは、愛犬の服づくり講座などを開講している犬服デザイナーが製作した型紙を無料でダウンロードすることができます。

無料型紙にはタンクトップをはじめとして、フード&ポケット、バンダナ、クールバンダナ、セーラーカラー、蝶ネクタイなどがあります。

また、こちらのサイトでは季節に応じた犬服の型紙も手に入れることができます。夏に着せたい犬服の浴衣の型紙もあります。

浴衣を着た可憐な姿の愛犬と一緒に夏祭りを楽しんでください。

浴衣の型紙はこちら

そして、秋はやはりハロウィンですよね。

愛犬を仮装させて参加できるハロウィンパーティーもたくさん開催されています。

milla millaではハロウィンにぴったりのふっくらかわいいパンプキンコスチュームの型紙を用意しているので、ぜひ作ってあげてください。

パンプキンコスチュームの型紙はこちら

なお、浴衣やパンプキンコスチュームについては有料となっています。

しかし、ダウンロード版の型紙であれば750円で購入することができるのでそれほど高額ではありません。

また、作り方がわからないという人のために型紙レシピも用意しています。

犬服作りが初めての人には、こちらのレシピに沿って作ることをおすすめします。

【犬服の型紙の入手方法②】実寸大の型紙が付録で付いてくるハウツー本を活用!


▼この方法はこんな方におすすめ!
・型紙を作る(プリントする)手間を省きたい
・パソコン操作が少し苦手
・好きなテイストのデザインをたくさん見たい

そのまま使える型紙が付いてくるハウツー本は、「いますぐ制作に取り掛かりたい!」という方にとって理想的ですよね。

ただし、書籍の場合は安くても900円ほどの価格になるので、生地選びにこだわりたい方はコスト面がネックになります。

特に初心者の場合は「本の内容が難しくて途中で挫折…」ということのないように、経験者の方以上にポイントを絞って本を選ぶ必要があります。

書店で選ぶ際は最初のページか型紙のページで「1.型紙のサイズ展開(基本はS〜L)」「2.必須になる道具」を必ずチェックしましょう。この2点は、裁縫初心者の方にとって挫折のきっかけとなりやすいポイントです。

各ポイントについて説明した上で、Qpet編集部おすすめの書籍を数点ご紹介します。

(型紙付きの書籍の場合、中古購入はおすすめできません。付属されているはずの型紙がなかったというトラブルが多いためです。)

1.型紙のサイズ展開

実寸大の型紙が付録としてついてくる書籍は、基本的にS、M、Lのサイズ展開が用意されています。

ただし著者によっては、モデルに起用した犬のワンサイズのみを同封している場合もあります。理想はSMLが用意された上で、サイズ調整(補正)についても説明してくれている本です。最低限「SMLの全てがあるか」は見ておきましょう。

また、たくさんのデザイン案から選びたいと思っている方は、内容にも気をつけてください。ネット通販の商品画像では書籍のように見えても、1つのデザイン案の型紙と作成方法のみをまとめたパックの場合もあります。(1つのデザインに絞ったパックの方が詳細まで記入してくれているので、デザイン案が希望に近ければこちらもおすすめです。)

▼大型犬も網羅されたサイズ展開

▼こちらの2商品は書籍ではなくデザイン案1つのパック。
デザイン案1つでワンサイズと思うとちょっと割高ですが、型紙が独立しているのが嬉しい……。シンプルだけど綺麗なシルエットが多いのも特徴。

このようにサイズごとの販売(下記はSSサイズのみ)になるので、商品画像で愛犬のサイズと必ず見比べてくださいね!

2.必須になる道具

必須となる道具は著者やデザインによって大きく変わることがあります。1つ例を挙げるとすれば、「チャコペンとルレット」の違いでつまづく方もいるでしょう。

同封されている型紙は大きな用紙にたくさんのデザインや各サイズが敷き詰められたもの、または型紙(パーツ)ごとに切り取られたものがあります。

後者の場合は誰でも知っているチャコペンかシャーペン、鉛筆…とにかく描くものさえあれば周りをなぞればいいだけです。

しかし、たくさんの型紙が重なったものは、1つ切り抜くと裏面の型紙が使えなくなってしまいますよね。そのためにルレットやチャコペーパーが必要だったり、下敷きがないと机を傷つけてしまったり…。

ここまでのお話でピンとこない場合は、型紙を生地に写す方法から書いてある書籍がおすすめです!

そのほか、ミシンを持っていない方や苦手な方は手縫いからはじめて様子をみるのもいいかもしれません。(ちなみに、中型犬以上のサイズの手縫いは、結構根気がいります……)

▼サイズ展開もデザインも非常に少ないですが、「ミシン抜き」という初心者向きのテーマに沿って編集されている珍しい書籍です。


【犬服の型紙の入手方法③】反則技?「すでに持っている服」を分解して活用!


▼この方法はこんな方におすすめ!
・基礎知識に自信がない
・デザインはシンプルでいい
・制作時間がない

愛犬の採寸、柄合わせや縫い合わせの理解、フィッティング…これらすべての工程を飛び越えられるのが、”既存の服を分解して型紙として利用する方法”です!

ミシン目の折り目などが残るので縫い合わせる場所も直感的にわかりますし、初心者の方が戸惑う「縫い代」についてもそのまま参考にすればいいので楽チンです。

オリジナリティを重視したい方にはオススメしにくいのですが、「短足なので頻繁に買い替えする…」「作ってみたいだけでシンプルでいい」という方にはこれが一番です。市販されている服の構造を見ることで、スキルアップにもつながります。

愛着のある服を分解することに抵抗がある方は、100円均一など低コストで入手できる服を使うという方法もあります。

既存の犬服を分解して型紙にする場合、必ず気をつけていただきたいのは、しっかりアイロンをかけてから利用するという点です。布が伸びた状態、縫い代が折れ曲がった状態で生地に写そうとすると、実際とは異なった形にカッティングしてしまう可能性があるからです。

既存の犬服を分解して型紙にする流れ

①既存の犬服の縫い目(ミシン糸)を丁寧に切る

リッパーという道具があると、素早くミシン糸を切れるのでおすすめです!

ミシン縫いを失敗して糸を外す際にも活躍するので、100円均一などで購入してみてください。

▼リッパーはこういう見た目の道具で、先っちょを縫い目に引っ掛けることで布地を傷めずに糸を切ることができます

②分解したパーツにアイロンをかける


長期間使用していて布が愛犬の体型に合わせて伸びてしまっている場合は、アイロンで軽く地直しもしましょう。

折り目がなかなか取れないときは、霧吹きなどを一拭きしてアイロンをかけましょう。

※縫い目なども参考にしたい場合は、アイロンをかける前に(元の)縫い目部分にチャコペンやしつけ糸で印をつける

③使用したい生地にチャコペンで写す

型紙がわりの布を、まち針でしっかり固定してから写しましょう。

1つずつ写していくよりも、先にすべての型紙を配置してから一気に写した方が、生地が無駄になりません。

まとめ

服を着た犬が散歩に連れていってもらっている様子 犬服を作るのは、人間の服を作るほど手間ではありません。

はじめは上手くいかないかもしれませんが、何回か練習を重ねることで犬服が作れるようになっていきます。

裁縫はちょっと苦手という方も、ぜひ試してみてください。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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