2018年4月15日

【フラッティ】フラットコーテッド・レトリーバーの魅力から歴史まで

フラットコーテッド・レトリーバーはイングランド原産の犬種です。

レトリーバーというとゴールデンやラブラドールが人気ですが、フラットコーテッド・レトリーバーはこれらの犬種に負けない魅力を持っています。

そんなフラットコーテッド・レトリーバーについてご紹介します。

フラットコーテッド・レトリーバーの歴史

落ち葉の中のフラットコーテッド・レトリーバー 「フラッティ」の愛称で知られるフラットコーテッド・レトリーバーはイングランド原産の犬種です。

レトリーバーというとゴールデンやラブラドールが有名ですが、フラットコーテッド・レトリーバーはこれらの犬種よりも早い1850年代に初めてドックショーに出展されました。

しかし、この頃のフラットコーテッド・レトリーバーはウェービーコーテッド・レトリーバーやカーリーコーテッド・レトリーバーとはっきりと区別がなされていませんでした。

これらの犬種が明確に区別されて本格的な繁殖が始まったのは、1874年のことでした。

優雅な見た目と能力の高さから、フラットコーテッド・レトリーバーはあっという間に人気犬種となりました。

ところが、現在でも人気の大型犬の筆頭であるゴールデンやラブラドールが台頭してきてからは、フラットコーテッド・レトリーバーの人気は下降の一途を辿ります。

さらに第二次世界大戦のときには頭数が大幅に減少し、フラットコーテッド・レトリーバーは絶滅の危機に見舞われました。

しかし愛好家たちの努力によってその危機を脱することができ、現在は安定した人気を誇っています。

フラットコーテッド・レトリーバーの特徴

芝生の上でフラットコーテッド・レトリーバーが横を向いている様子 体高60㎝前後、体重32㎏前後で大型犬に分類され、筋肉質な身体をしています。

毛色はブラックのイメージですが、茶色も認められています。

ラブラドールなどに比べて腰幅や肩幅のないフラットコーテッド・レトリーバーが、長い毛をなびかせながら歩く姿はとても優雅で、高貴な雰囲気が漂います。

細身であることから素早い動きを得意とし、また泳ぐのも大好きです。

フラットコーテッド・レトリーバーの性格

二匹のフラットコーテッド・レトリーバーが木の棒をくわえている様子 性格は明るく楽天的で、家族だけでなく誰に対してもフレンドリーに接します。

遊ぶのが大好きで運動能力も高いので、ドッグスポーツなども一緒に楽しむことができます。

飼い主に対して忠実で指示をしっかり守るため、しつけはそれほど難しくはありません。

ただし、陽気な性格から興奮しすぎてしまうことがあります。

ラットコーテッド・レトリーバーを飼い方

二匹のフラットコーテッド・レトリーバーの子犬 ここではフラットコーテッド・レトリーバーを飼うときのポイントをご紹介します。

運動

体力があるうえに元気満点のフラットコーテッド・レトリーバーは、やはりたくさん運動させてあげる必要があります。

散歩は1日1~2時間ほどを目安に行ってください。

ボール遊びなどを取り入れるのもおすすめです。

被毛のケア

ダブルコートですが抜け毛はそれほど多くなく、直毛なのでブラッシングも簡単です。

ラッシングは週1回ほどの頻度で行うとよいでしょう。

しつけ

しつけが難しい犬種ではありませんが、やはり大型犬で力があるためしつけが不十分だと他人に迷惑をかけてしまいます。

子犬のうちからしっかりしつけを行い、吠え癖や噛み癖を直すようにしてください。

まとめ

フラットコーテッド・レトリーバーが芝生の上で遊んでいる様子 明るく陽気なフラットコーテッド・レトリーバーは、家の中をぱっと明るくしてくれます。

フレンドリーな性格なので、家庭犬にはぴったりだといえるでしょう。

大型犬を飼いたい人や愛犬とドッグスポーツを楽しみたい人は、ぜひ家に迎える犬としてフラットコーテッド・レトリーバーを検討してみてください。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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