2018年3月26日

シュナウザーの種類と特徴について!

シュナウザーというと、愛玩犬として人気のあるミニチュア・シュナウザーを思い浮かべる方が多いと思います。

しかし、シュナウザーには、ミニチュア・シュナウザーの他にスタンダード・シュナウザーとジャイアント・シュナウザーもいます。

ここでは、これら3種類のシュナウザーについてご紹介します。

3種類のシュナウザー

シュナウザーが芝生を走っている様子 シュナウザーにはサイズによってミニチュア・シュナウザー、スタンダード・シュナウザー、ジャイアント・シュナウザーの3種類に分けられます。

この3犬種のうちオリジナルのシュナウザーはスタンダード・シュナウザーであるため、単にシュナウザーといった場合には一般的にスタンダード・シュナウザーのことを指します。

サイズによって分けられているこの3犬種ですが、それぞれ性格が異なります。

日本で飼われているシュナウザーのほとんどはミニチュア・シュナウザーで、ペットとしての歴史が長いだけあって家庭犬向きの性格をしています。

しつけやすく飼いやすい犬種だといえるでしょう。

そして、スタンダード・シュナウザーは賢くて勇敢な性格をしています。

また活発なミニチュア・シュナウザーと比べると落ち着きがあります。

ジャイアント・シュナウザーは、大胆不敵で自立心のある性格をしています。頭が良い犬種のため、警察犬としても採用されています。

シュナウザーの特徴

シュナウザーが芝生の上で立っている様子 スタンダード・シュナウザーは体高47㎝前後、体重17㎏前後で中型犬に分類されます。

ミニチュア・シュナウザーは体高33㎝前後、体重7㎏前後で小型犬に分類されます。

ジャイアント・シュナウザーは体高65㎝前後、体重40㎏前後で大型犬に分類されます。

一番小さなミニチュア・シュナウザーと一番大きなジャイアント・シュナウザーでは、体高で二倍程度、体重が六倍程度の違いがあります。

シュナウザーの外見上の一番の特徴は、頬や口周りのヒゲと長い眉毛です。

このヒゲと眉毛のおかげで、サイズにかかわらずどこか親しみやすい雰囲気があります。

また、被毛はダブルコートでアウターコートは太くて硬い剛毛です。

毛色はミニチュア・シュナウザーが最もバリエーション豊富で、ブラック、ソルト&ペッパー、ソルト&シルバー、そしてホワイトの4種類が認められています。

スタンダード・シュナウザーとジャイアント・シュナウザーの毛色は2種類のみで、ブラックとソルト&ペッパーです。

スタンダード・シュナウザーではソルト&ペッパーが主流であるのに対し、ジャイアント・シュナウザーはブラックの個体が多くを占めます。

性格はそれぞれのシュナウザーで異なりますが、人懐っこいという点では共通しています。

飼い主に対して、愛情深く接してくれることでしょう。

寂しがり屋な一面もあるので、コミュニケーションを取るようにしましょう。


シュナウザーのしつけ

草むらの中にシュナウザーがいる様子 シュナウザーは非常に頭がよく、その知能は人間の3歳児に匹敵するともいわれています。

飼い主に対する忠誠心も持ち合わせているため、しつけは入りやすい犬種だといえます。

しかしながら、頭が良いため一度覚えたルールは忘れないため急に変更すると混乱します。

ルールを変えないように、はじめから一貫したルールを覚えさせるようにしましょう。混乱はストレスにも繋がるので注意しましょう。

また、シュナウザーをしつけるときには褒めて育てることを意識しましょう。

しっかりコミュニケーションを取りながらトレーニングしましょう。

まとめ

芝生に三匹のジャイアントシュナウザーの子犬がお座りしている様子 シュナウザーには3つの種類がありますが、どの犬種にもその犬種ならではの魅力があります。

日本ではミニチュア・シュナウザーも人気ですが、スタンダード・シュナウザーやジャイアント・シュナウザーも検討してみてあげてはいかがでしょうか。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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