2018年4月26日

犬が撫でられて「喜ぶ場所」と「嫌がる場所」まとめ

犬はどこを撫でられるといちばん気持ちいいかご存知でしょうか。

犬は撫でられることが好きですが、撫でてもらえればどこでも気持ちいいというわけではありません。

撫でることはスキンシップだけではなく、体に異変がないかの確認や、愛犬との信頼関係を築くための手段でもあります。

今回は、犬が撫でられて嬉しい場所と嫌な場所についてご紹介します。

撫でられると喜ぶ場所

犬が撫でられている様子 犬が撫でられて喜ぶ場所の一つに、付け根があります。

犬も人間と同じようにリンパの流れにそってマッサージをすると、デトックス効果や血流促進効果があると言われています。

具体的にどこの部分が撫でられると気持ちいいのか、ひとつひとつ見ていきましょう。

耳の付け根や後ろ側

耳の付け根や後ろ側は犬が撫でられて気持ちいい場所です。

耳も意外とコリがたまりやすいところなので、やさしくコリをほぐすように撫でてあげましょう。

犬の耳にもツボがたくさんあるので、ツボを意識してマッサージするのも効果的です。

マッサージするときは、くれぐれも力をいれすぎないように注意しましょう。

あご下

犬が慣れてきたら、あご下をやさしく撫でてあげると喜びます。

あごから胸にかけても犬が気持ちいいと感じる場所です。

初対面であご下を撫でるとびっくりしてしまう犬もいるので、様子を見ながら撫でましょう。

犬はふだんから上を見上げていることが多いので、首がコリやすいと言われています。

背中もいっしょに撫でてあげるとリンパの流れが良くなり、リラックス効果もあるのでおすすめです。

お腹

飼い主との信頼関係が築けている場合は、犬がお腹を触らせてくれます。

信頼関係がない場合はそもそもお腹を見せてくれないので、犬がお腹を見せてきたら信頼してくれている証でもあります。

足の付け根やしっぽの付け根

足の付け根や、しっぽの付け根もマッサージしてあげると喜びます。

足やしっぽの先ではなく、付け根をマッサージしてあげることがポイントです。

嫌がる場所

犬が舌を出している様子 犬にも撫でられて嫌なところがあります。

今まで知らず知らずのうちに、撫でてしまっていた人もいるかもしれません。

嫌がることをすると犬にとってもストレスになり、嫌われてしまう原因にもなります。

口や鼻

犬は口や鼻を触られるのを嫌がります。

普段から歯のブラッシングをしていて触らせてくれている場合は、あまり問題ないでしょう。

触られることに慣れていない犬の場合は、無理に触らないで、口や鼻を触った後に、餌をあげる、気持ちがいいと思うところを撫でてあげるなどして、少しずつ触られることに慣れさせる必要があります。

鼻も犬にとってはとても大事な部分なので、口と同じになります。

しっぽの先

犬のしっぽはとても敏感なので、しっぽの先をマッサージするのはNGです。

しっぽを触りたいときは付け根をマッサージしてあげるようにしましょう。

足の先や耳の先

体の先端部分は触られると不快な部分です。

耳の掃除をするときや、足を拭くとき以外は触らないほうが良いでしょう。


撫でるときの注意点

撫でるときは力を入れずに、やさしく撫でてあげることがポイントです。

マッサージするときは、いきなりマッサージをするのではなく、少しずつ体を触りながら行うと犬も安心します。

まとめ

お腹を撫でられる犬 犬と仲良くなるにはスキンシップをとることが大事です。

犬が撫でられて気持ちいいところを知っておけば、もっと犬と仲良くなれるのではないでしょうか。

気持ちいいのは犬だけでなく、人間も犬とふれあうことで癒されるうれしい効果があります。

犬好きの人や、愛犬ともっと信頼関係を深めたい飼い主はマッサージからはじめてみるのはいかがでしょうか。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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