2019年1月30日

犬と猫の同居のタイミングは!?読んでおきたい対策&チェックリスト

犬同士、猫同士でも相性は分かれますが、犬と猫の同居となればなおさらです。

両方を飼うのであれば、トラブルを最小限に抑えるための対策をしなければいけません。

ここでは、犬と猫を同居させるにあたって考えたいことやトラブル回避のために有効な対策についてまとめました。

これから犬と猫を飼おうと思っている人は、ぜひ参考にしてください。

【犬猫の同居チェックリスト①】同居させるタイミングについて

屋外で顔をあわせる犬と猫
犬と猫の同居を成功させる一番の秘訣は、同居させるタイミングです。

一番成功率が高いのは、お互いが子犬・子猫のうちから同居を始めるパターンです。小さいうちから一緒に暮らすことで家族としての意識がわき、仲良くなりやすくなります。

先に犬を飼っていて後から猫を飼う場合は、生後2か月までの子猫を迎えることをおすすめします。生後2か月までは社会化期と呼ばれており、新しい家族にもすんなり馴染むことができます。

後から猫を飼う場合は、先住犬が猫に嫉妬しないように配慮してあげてください。

猫が先の場合は、社会化期にある生後3か月までの子犬を飼うようにしましょう。

しかし、先に住んでいたのが猫の場合はあまり上手くいかないことが多いようです。いきなり顔を合わせると驚いてしまうので、徐々に犬に慣れさせていくことをおすすめします。

【犬猫の同居チェックリスト②】しばらくはペットから目を離さない


猫を追いかける犬
同居させてからしばらくは、犬と猫の間で何が起こるか分かりません。

ある程度慣れるまでは、ペットたちから目を離さないようにしましょう。どうしても家を空けなければいけないときなどは、別々のスペースに犬と猫を隔離しておきましょう。

犬と猫がやっと仲良くなったと思っても、実は片方は嫌がっているかもしれません。そのような可能性も踏まえて、しっかり観察するようにしてください。


【犬猫の同居チェックリスト③】安心して過ごせるスペースを確保する

顔をあわせる犬と猫
犬が猫に噛みついたり猫が犬にちょっかいを出したりと、犬と猫の両方が暮らす家では絶え間なくトラブルが発生します。そんな中で暮らすのであれば、やはり心が休まるスペースを与えてあげることが必要です。

可能であれば、犬は1階、猫は2階などと生活スペースを完全に分けましょう。それが難しければ、犬には屋根付きのサークル、猫には高さのあるハウスを用意してあげてください。

「ここなら安心」というスペースがあるだけで、ストレスはかなり和らぐはずですよ。

【犬猫の同居チェックリスト④】「仲良くすること」を求めない

犬に擦り寄る猫の様子
飼い主と理想としては、犬と猫が仲良く暮らしてくれることだと思います。

しかし、犬と猫はもともとまるで異なる習性をもつ生き物です。そのため、よほど相性が良い場合以外はそこまで仲良くなることはありません。

そのことを無視して無理やり仲良くさせようとすると、むしろペットたちにとってストレスになってしまいます。犬と猫の同居では「お互いを意識せずに済む環境」が一番だということを心得ておきましょう。

【犬猫の同居チェックリスト⑤】どうしても上手くいかないときの対処を考える


犬と猫の同居は、そもそも簡単ではありません。飼い主がどれだけ努力しても上手くいかないこともあります。犬と猫の両方を飼うときには、どうしても犬と猫のそりが合わない場合にどうするかも考えておきましょう。

ずっと仲が悪くお互いにストレスを溜めているような状態であれば、どちらかを知人に引き取ってもらったほうが結果的に両方が幸せになれるかもしれません。

そのことも踏まえて、よく家族で話し合ってみてください。

ソファの上にいる犬と猫 犬と猫を飼うことのゴールは、「犬にも猫にも幸せに暮らしてもらうこと」です。犬と猫がいる生活に飼い主が満足するだけでは意味がありません。

犬と猫の両方がストレスを溜めずに過ごせるような環境づくりを心がけてくださいね。

この記事が気に入ったら
Qpetに「いいね!」しよう

文:Qpet編集部
ペットの病気やしつけ、ペットとの暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


合わせて読みたい

PAGE TOP