2018年3月15日

【飼い主あるある】犬と猫の臭いの原因は?排泄物や体臭などの対策について

ペットを飼っている上で、悩み事の一つに『臭いの問題』があります。

今回は、犬と猫の臭いの原因と対策を紹介していきます。

体臭が原因の場合

寄り添って寝る犬と猫 猫はほとんど体臭がありません。

しかし、犬には体臭があります。

それは犬がアポクリン汗腺が全身にあるためです。

人間にもアポクリン汗腺があり、そこから出る汗がワキガ臭の原因になったりします。

臭いの仕組みは人間と同じです。

汗に雑菌が増殖し臭いを発生するといった形です。

体臭による犬の臭い対策

花を匂う犬 毎日、ブラッシングをしてあげましょう。

毎日お風呂で洗う必要はないので、定期的に洗ってあげるようにしましょう。

また、洗った後は、ドライヤーなどでしっかり乾かしてあげてください。

洗う際には、人間用ではなく、ペット用のシャンプーを使用することが必要です。

人間用は香りが良いですが、あくまで人間用のもので、犬用に作られてはいません。

また、人間用のものは刺激が強く犬の肌トラブルを起こす可能性があります。

ペット用シャンプーも種類が豊富なので、犬の毛質や肌の状況に合ったシャンプーを選びましょう。


排泄物が原因の場合

排泄物は犬も猫も臭いがしますが、特に猫の排泄物は臭い傾向があります。

当然ながら、犬と猫の身体の仕組みは違います。

猫はもともと、砂漠地帯に住んでいたとされています。そのため、水分を多く摂取することができませんでした。

体内の水分を有効活用するように身体の仕組みがなっているので、排出される水分はおのずと老廃物が凝縮された状態で出てきます。

凝縮されて出てきた老廃物は、臭いがとても強いという特徴があります。

また、猫はスプレーと呼ばれるマーキング行為をします。

縄張り意識の強い去勢をしていないオスが主にする行為ですが、部屋中に臭いが充満して大変な状態になります。

では、メスはそのような心配がないのかといえばそうではありません。

メスは発情期に強い臭いの尿をします。

そのため、猫を飼う上では、排泄物の臭いに悩まされることが多いかもしれません。

排泄物の臭い対策

下を見る3匹の猫 排泄物の臭いを全て取り去ることはできませんが、臭いを軽減させることは可能です。

一番重要なのは、とにかく排泄物をすぐに片付けるということです。

臭いのする物をすぐに撤去することができれば、臭いの発生もありません。

肛門腺臭の原因

犬や猫には、くさい臭いを発生させる肛門腺という臭腺があります。

猫も犬も肛門の両側にあり、分泌液を留める肛門嚢が付いています。

この分泌液は個体によって臭いが違うとされています。1匹たりとも同じ臭いのする個体はいません。

犬や猫が、肛門の周りを嗅ぐのはこの分泌液の臭いを嗅ぎ確かめているからです。

分泌液が肛門嚢が溜まり続けてしまうと、肛門腺炎や肛門嚢の破裂などの恐れが出てきます。

定期的に肛門嚢の排出が必要なので、トリミングサロンなどに相談し、肛門腺絞りをしてあげましょう。

肛門腺臭の臭いの対策

何かを見つめるシーズー 分泌液が溜まってしまうと、肛門を床に擦りつけることがあります。

臭いの付いた部分を綺麗に掃除することが大切です。

ペット用の洗剤や消臭スプレーもあるので、そういったペット用グッズを利用するのも良いでしょう。

特に消臭スプレーはペットを飼う上で欠かせないアイテムです。

マーキング防止にもなりますし、洗うことができないものにマーキングされたときに非常に役立つアイテムです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

臭い別に対策を紹介してきました。

臭いはその元になっている原因が部屋にこもることで発生します。

少しでも臭いが付いたと思ったなら、こまめに洗うことを心がけましょう。

部屋全体が臭いと感じたら、換気をしたり消臭スプレーや消臭剤を置くなど対策しましょう。

自分のためにもペットのためにも清潔にすることは大切な生活習慣です。

ペットも家族も気持ちよく過ごすことができる環境づくりをしていきましょう。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、ペットとの暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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